ロボニャンF型とケータの大作戦/コマさん懺悔タクシー

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で第八十三話の配信あり。
今回はケータの話が一つ。USAピョン第四回があり、新たに「コマさんタクシー」が始まった。
ケータの話は「買物は隠密ミッション」事件。
これは換言すれば、母と一緒に買物に来ている姿を友達に見られてしまうのは恥ずかしいので、何とかして見られないようにするための大作戦を敢行する事件。
作戦のために召喚されたのはロボニャンF型。
今回も完璧な作戦を計画し、完璧に実行しようとしていたが、いつものように次々想定外の事実に見舞われ、予想以上の大失敗。母と一緒に買物をしている姿を見られる恥ずかしさとは比較にもならない程の、凄まじく恥ずかしい思いを強いられる結果に終わった。とはいえ、それはロボニャンF型の所為ではなく、ケータの母が想定外の行動に出たから。まさか、ケータの下着のパンツに全て穴が開いていた事実を、女子も含めた友達四人相手に楽しそうに語りだそうとは、一体に誰に予測できたろうか。というか、どうしてケータは下着のパンツに全て穴が開いていることに気付かなかったのか。
しかし当然ながらケータにも悪かった面がある。なぜならクマもカンチもフミカも林サトコも、ケータが母と一緒に買物に来ていることを恥ずかしいことであるとは微塵も思っていない様子だったから。多分、両親共働の家庭で孤独に耐えているカンチに至っては、「ママと仲よく御買いもの」に来ることのできるケータを羨ましく感じる程ではないだろうか。堂々と、母と一緒に行動しておけば何も問題なかったのだ。
そもそもロボニャンF型が計画した作戦の名は「隠密ミッション・インポッシブル」。まるで成功できないことが想定されていたかのようでもある。
なお、今回はジバニャンとウィスパーの出番がこの話の冒頭だけ。あとはロボニャンF型がケータと行動をともにした。
コマさんタクシー第一回。
コマさんが運転するタクシーは、悩み事を抱える妖怪を乗せて、視聴者からの御意見メールに基づき、その妖怪のどこが駄目だったのかを明らかにして懺悔を迫る。助手席にはコマじろう。コマじろうが視聴者からの手紙を読み上げる。コマさんも過去の映像を見せる。
今回の乗客は、じんめん犬。
かつては毎週のように登場して、しかも事実上の主人公のような扱いだったから、懐かしい映像も満載。
いつしか人面犬の出番がなくなったのは、コマさん&コマじろうが容赦なく追及した通り、人間の女子たちに対する発情の場面が連続した挙句の、犬脱走における残酷な描写の所為であるには違いない。しかし同時に、ジバニャンがケータの家に住み着いたことでケータとウィスパーとジバニャンのトリオが結成され、新しい面白さを確立したこと、そして何といっても、コマさん&コマじろうが登場して人気を獲得したことも、極めて大きな要因だったろう。