旅行記二/デュエマ/神戸市立博物館鶴亭展/宝光亭おでん/鉄斎美術館書展

旅行記二。
朝七時頃にホテルの食堂で朝食。宿泊室へ戻って「仮面ライダーゴースト」第二十八話を見たあと、別のチャンネルへ変えてみれば「デュエル・マスターズVSRF」が放送されていたので、そのまま見た。九時半頃、宿泊室を引き払ったが、大きな荷物だけホテルのフロントに預けて出立。
神戸市立博物館へ行き、五月二十九日まで開催されている展覧会「我が名は鶴亭」と南蛮美術古地図企画展「西洋との出会い」を鑑賞。黄檗僧の鶴亭の書画をこんなにも数多く見たのは初めてのこと。しかるに主人公の鶴亭の絵よりも脇役の池大雅の絵の方が断然良かったのは致し方ない。
昼にホテルへ戻って荷物を引き取ってからあらためて出立。地下を歩いて三宮花時計前駅へ至った。この辺は三宮駅三ノ宮駅が幾つもあって混乱しそうになった中、阪急電車神戸三宮駅で乗車。西宮北口、宝塚を経て清荒神駅へ着いたのは昼一時頃。大きな荷物だけ中型コインロッカーに預けてから出立。
蓬莱山清澄寺の参道を登る途上、大正八年創業の宝光亭に入り、オデンで昼食。美味だった。清荒神に来たなら宝光亭のオデンを食べるのが良い。
山門をくぐり、参拝してから、聖光殿の鉄斎美術館に入り、六月十九日まで開催されている展覧会「富岡鉄斎生誕180年記念 鉄斎の書-自在の筆あと-」を鑑賞。石崎汽船の石崎平八郎のために制作した書の額が出ていた。鉄斎は自身の絵よりも書の方に自信を持っていたようだが、なるほど、書には絵に勝るとも劣らない面白さがあるような気がした。
史料館も急ぎ見学したのち、急ぎ山を下りて清荒神駅へ戻り、荷物を取り出してから出立。宝塚、西宮北口を経て神戸三宮駅へ戻り、神戸市営地下鉄三宮駅から新神戸駅へ行き、新幹線で夕方五時十二分に発し、広島駅へ着いたのは六時二十五分。路面電車で広島港まで移動。
夜七時半に高速船で広島港を出航。松山観光港からはリムジンバスに乗車したが、夜には道後温泉駅前まで行かないので、仕方なくJR松山駅で降車。それが九時二十二分。九時四十分発の電車で道後まで戻り、コンヴィニエンス店で明日の朝食を買ってから帰宅。かなり慌ただしく忙しかったが、充実した一日だった。