さくらニュータウンどっこい書店/砂夫と箒/エコとケチとバブル

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百十八話を視聴。
USAピョン&イナホ&五年一組の話の第十一回。コマさん職業紹介の第三回。ケータ&ウィスパー&ジバニャンの話が一つ。妖怪三国志の第六回。
五年一組の第十一回。
最終回だろうか。あの教室ではどう見てもイナホが最弱。どうして妖怪たちはイナホを標的にしなかったのか。対するに、標的になったのはイナホの友、ユウカ。ユウカとイナホは「どっこい書店」で買物。さくらニュータウンフラワーロード(旧桜町の花道)にある書店の店員は美形。
コマさん妖怪職業紹介の第三回。
取り上げられた職業はスタントマン。砂夫の結末は多分、誰もが予想していたに相違ない姿。なにしろ場所が砂丘であるから。コマさん&コマじろうは箒を携えて救助に向かった。
妖怪エコロ爺の事件。
世に「エコ」と形容される類の活動が真に環境の全体像を視野に入れていることは多分、殆どなく、所詮それは節約でしかないばかりか、下手すれば単なる「ケチ」でしかない。この話でケータはエコロ爺の本性を「ケチ」と見抜いてドケチングを召喚し、エコとケチの何れがエコにおいて勝るのかを競わせた。否、エコロ爺とドケチングはエコを競い合っているつもりだが、どう見てもケチを競い合っているようにしか見えない。
両名の違いは、自身の支出を抑制することにのみ徹するのか、それとも自身の支出を無にすべく他人に支出を負わせようとするのかの違いにある。なるほど、これこそはエコとケチの新たな定義であるのかもしれない。このような違いを抱えたまま競争すれば、ドケチングに軍配が上がるのが必然。
しかし己の財産を減らさないための手段として他人の財産を減らさせるというのは、もはや泥棒に等しい。そうなると、もはやエコも節約も関係ない。よこどり&かりパックンがドケチングを襲い、エコロ爺は泥ボックン、ムダヅカイに襲われて、ひとたまりもなかった。そういえば、ドケチングとムダヅカイが意気投合して緊縮とバブル景気が表裏一体であることを証明したのは第七十二話のことだった。