ブレンダ庭園と天然プレイボーイKコマー/イナホの教室に乱入するケータ/初めて召喚された魔天使

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百三十九話を視聴。
コマリーヒルズ青春白書第七回。イナホとUSAピョンの話が一つ。ケータとウィスパーとジバニャンの話が一つ。
コマリーヒルズ青春白書。
KKブラザーズのKコマー&Kジーロの兄弟は今回、ブレンダに請われて「セレブなグルメデート」。そこでKコマーは普段と同じく、朝、山を歩いて薪を集め、牛の乳を搾り、蜂の蜜を獲り、海でカジキマグロを釣り、花畑で花の蜜を得たが、驚くべきことに、その山も牧場も海も全てブレンダの邸宅の庭にあった。毎朝、Kコマーがブレンダの庭を訪ねていた事実に、ブレンダは感激した。もはや何をやっても感動される状態。しかし薪を燃やした火で搾りたての牛乳を温めた中に、獲れたての蜜を溶かして拵えた朝食というのは、確かに飲食店では供されることのない特別なものに相違ない。ブレンダを感動させるのも頷けよう。
夜には、ブレンダがKコマーとKジーロを誘い、超高層建築の上層にある高級レストランで豪勢な夕食。大いに食べて満足し切ったKコマーに、ブレンダは「スペシャルなデザートがある」と告げたが、Kコマーは「お持ち帰りしたいズラ」と希望。これをブレンダは「スマートな口説き文句」と受け止め、Kジーロは兄の「天然のプレイボーイ」振りに呆れ果てた…というオチ。次週、ブレンダ物語の最終回。
イナホの「カンガエルーひと」第三回。
さくら第一小学校五年一組における学級委員と係の決定の日。係の数が多く、全生徒がどれか一つの係を引き受けなければならないという理不尽。何としても避けたい最悪の係は、イナホにとっては飼育係。それを避けるためにはどれか他の係に先に就かなければならないが、生憎、妖怪カンガエルーに憑かれた所為で考え込んでしまい、気付いたときには飼育係と美化係と理科係しか残っていなかった。もはや選択の余地もなく美化係と理科係の何れかに決めなければならなかったとき、突然そこへ迷い込んだハナホ人に妨害されて不覚にも飼育係を選択してしまった。ハナホ人が五年一組に迷い込んだのは、宿敵ケータによって追い込まれたから。
イナホの話にケータが迷い込んできて異変を惹き起こしてしまう展開は、今のところ常に面白い。しかしハナホ人を追いかけて隣の教室へ飛び込んできたケータは、どこからどう見ても「普通」ではなかった。
妖怪あしたガール。
五年二組と五年一組が体育の合同授業でサッカーの対戦。特技に持ち主を数多く擁するらしい五年一組が優勢。しかしケータは、この試合で勝てば新発売のゲームを父に買ってもらう約束をしていたので、何としても勝たなければならない。そうした中、なぜか突然、フミカが「明日がある」と云って見当違いな応援を始めた。もちろん妖怪の仕業。
そこでケータは魔天使を召喚した。ケータが魔天使に初めて遭遇したのは、約二年前、妖怪IT企業ヨップル社が新装した「妖怪ウォッチ零式」を買うべく妖魔界へ行き、販売店の行列に並んだときのこと。どうやら意外にもあのとき友達メダルを獲得していたらしい。そして召喚するのは多分、今回が初めて。
それにしても、変な妖怪に憑かれることの多いフミカはその度に変な子になってしまうが、今回は一段と変な子になり果てていた。かつて「おそ松くん」において井矢見はエスパーニャンコになり済ましてトトコを「バカでマヌケで変な女の子だよニャーゴ」と述べたが、あしたガールに憑かれたフミカはそんな感じだった。