youtubeモンストアニメ公式チャンネル第二十六話&第二十七話

シネマサンシャイン衣山におけるIMAX版「君の名は。」の上映期間が明日で終了する。今宵は寒い上に眠かったので行かなかったが、果たして明日の夜には行くべきか否か。
ところで。
youtubeモンストアニメ公式チャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCWzenZSy9GJBcPzdSm-UX5w)で「モンスターストライク」アニメ本編を視聴。今宵視聴したのは第二十六話と第二十七話。
第二十六話「アスに向かって撃て!」は、第二十一話「きたれ!モンスト部」から始まった話の一応の完結編。焔レンと水澤葵、影月明、若葉皆実とオラゴンはモンスト部を新設し、先ずは神ノ原におけるモンストの王者になるため、その時点の覇者だった「神ノ原トップ4」と次々対戦。実は「神ノ原トップ4」の四人全員が闘神ニルヴァーナに洗脳され、操られていて、しかも四人の頂点に立つのは、かねてモンスト部に親しく絡んできていた白浜太陽だった。第二十五話ではそこまでが明らかにされ、続く第二十六話で戦闘が終結。勝因は題名の通り「アス」を撃ち得たことにあった。洗脳が解けて、白浜太陽は心優しい変人に戻った。
ここで重要なことは、闘神ニルヴァーナが、焔レンや水澤葵、若葉皆実、オラゴン等一同の過去の記憶を消去したことがあると述べたところにある。確かに、「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」には闘神アカシャが小学生時代の焔レン、水澤葵、若葉皆実、神倶土春馬、そしてオラゴンの記憶を奪う場面があった。そうであるなら、闘神たちは相互の記憶を共有し得るのだろうか。「大切な資源」として。
第二十七話「ゲスなダブルデート」は、題名から察せられる通りの小休止の話。見事、新たな「神ノ原トップ4」の地位に即いたモンスト部の五人(否、四人と一匹?)は、あらためて渋谷の神倶土春馬に挑戦する前に、先ずは公園でバーベキューパーティーを挙行して祝賀することにした。
戦闘の続行を主張した影月明に対して若葉皆実の「異議あり!」発言があり、戦闘を続ける前に先ずは祝賀会を開くことになったわけだが、若葉皆実の台詞は毎回この種の、他の作品に因んだ有名な語が多い。第二十六話の「アスに向かって撃て!」も若葉皆実の台詞だった。ただし今回、焔レンを「ゲスの極みであるな」と批判したのはオラゴンだった。
焔レンは水澤葵と若葉皆実それぞれからバーベキューのための買い出しに付き合って欲しいと誘われ、それを事実上の「デート」の誘いに他ならないと勝手に勘違いしてしまったわけだが、なるほど、「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」において小学生時代の焔レンが水澤葵から「デート」に誘われて赤面していたことがここに繋がってくるのか。
楽しいバーベキューの只中、焔レンは不図、小学生時代、誰かと一緒に遊んでいたことを微かに想い出しかけていた。想い出の中の彼は赤いTシャツを着ていた。もちろん「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」における小学生時代の彼の姿。彼が一緒に遊んでいた相手は、小学生時代の神倶土春馬の姿をしていた。物語が徐々に核心に迫りつつあるのだろう。