梶浦由記作曲ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-劇伴音楽集/SAO第一話&第二話

記し忘れていたこと。昨日、シネマサンシャインMASAKIで「ソードアート・オンライン(SAO) ―オーディナル・スケール―」4DXを観たとき頂戴した特典は、キャラクターデザイン&総作画監督足立慎吾の描き下ろしポートレイト(色紙サイズ)全四種の内、キリトとアスナとユイを描いた色紙一枚。
そして今日は、Amazonデジタルミュージックで梶浦由記作曲「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」オリジナル・サウンドトラック全五十五曲を購入し、ウォークマンに収納。
物語を盛り上げた壮麗な音楽の数々。
作曲した梶浦由記の名を「SAO」の上映前に「Fate/stay night」の予告編でも見かけた。二箇月前、「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」上映時には「SAO」と「Fate/Stay night」両方の予告編に同じ名を見かける格好だった。過去には「魔法少女まどか☆マギカ」や「Fate/Zero」の音楽も手がけていて、壮大な物語に相応しい劇伴音楽を得意とする人であるに相違ない。
全五十五曲の内、最後の五曲はオーディナル・スケールの仮想の歌姫ユナ(声=神田沙也加)の歌。五曲の内三曲は梶浦由記作曲で、他の二曲は別の人の作。
五曲中で凄みがあるのは第五十三曲「delete」(梶浦由記作曲)。ここから物語は一気に暗転する。平和に見えたオーディナル・スケールに隠されていた恐ろしい機能が明らかになる。
これに比すれば陽気な気分に満ちているかのように錯覚させるのが第五十二曲「longing」(梶浦由記作曲)だが、恐ろしい戦いの日々の始まりを告げる不気味な気配も漂わせていて、スケールが壮大。
しかし何といっても印象深いのは第五十五曲「smile for you」(梶浦由記作曲)。新国立競技場内に閉じ込められ、疲弊し切っていた戦士たちは、戦場の歌姫ユナの清らかな歌声によって治癒され、激励されて闘志を取り戻し、アインクラッド完全クリアの証として巨大なソードを獲得した「黒の剣士」キリトは、大勢のボス・モンスターたちを静かに次々薙ぎ倒してゆく場面。それは同時に、アインクラッドの死闘で前線に立てなかった名も無き歌姫が、誰にも名も知られないままに偉大な役割を果たしていた事実の再現でもある。あのクライマックスの厳粛で崇高な気分は、ユナの「smile for you」の清らかな歌声によって最大限に増幅されている。
今宵は、ニコニコ動画ソードアート・オンライン」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/swordart-online)で、「劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-」公開記念特別番組(無料公開/期間限定公開)を視聴したあと、全二十五話の一ヶ月間視聴権を購入(3780ポイント)。早速、第一話と第二話を視聴した。