劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-4DX二回目=通算五回目/映画ひるね姫一回目

休日。映画「ソードアート・オンライン」の来場者特典のフィルム配布は今日で終了する(明日からは別の特典に変わる)ので、何としても今日までに一回は行かなければならないと考えていた中、昨日までに「ソードアート・オンライン」(SAO)を第十七話まで視聴して、物語を一段と深く味わえるようになったはずであるので、是非とも行くべきであると決めた。併せて「ひるね姫」も一度は観ておこうと思い、両作品を二本続けて観ることのできる予定を組んで、予約を入れ、昼に出立。市内電車と郊外電車を乗り継いで、一時の少し前に古泉駅に到着。エミフルMASAKIまで走り、シネマサンシャインMASAKIに入るや、先ずは洗面所に駆け込んだところ、声をかける人あり、振り返れば三ヶ月振りに見る人で、映画「Passengers」を観に来た由だった。一時二十分から始まる由だったが、「SAO」は一時五分の開始で、既に全く余裕がなかったので会話を続ける余裕もなく、大急ぎ発券し、入場。
一時五分から「劇場版 ソードアート・オンライン SWORD ART ONLINEオーディナル・スケール―」を鑑賞した(通算五回目/4DX二回目)。
誠に残念なことに、今週も来場者特典のフィルム配布は既に終了していた。「SAO」人気が当地でも予想以上に高い事実を物語ると考えるなら喜ばしいことではあるが、むしろこの劇場の側が特典の準備に関してその人気に見合った数量を確保できていなかった問題の方が大きいのではなかろうか。殆ど毎週のように特典の品切れを発生させるというのは異常だろう。どうもこの劇場は「SAO」を甘く見過ぎている。それに、シネマサンシャイン衣山のように松山市内にあれば仕事のあとレイトショーを観に行くことも気軽にできるが、シネマサンシャインMASAKIは松前町という小さな町にあり、仕事のあとレイトショーに行くにはそれなりの覚悟を要するから、「特典を欲しければ早めに来い!」と云われても一般人には少々難しいのであるということを自覚して欲しいと云わざるを得ない。
兎も角、特典の有無にかかわらず映画そのものの楽しさは変わらない。やはり「SAO」第一期を第十七話まで視聴した結果、物語を今まで以上に楽しめるようになってきた。しかし同時に、映画は一つの作品として完結してもいて、たとえ過去の「SAO」一切を知らなくとも楽しめるように完成されているのが素晴らしい。
この劇場における「SAO」4DX版の上映は今日で終了。なかなか楽しめたので名残惜しいが、次回からは通常版で落ち着いて鑑賞するのみ。
三時十五分頃に上映室を出て、アイス抹茶オレを買い、再び入場。
三時二十分から「ひるね姫 知らないワタシの物語」を鑑賞した。
全く期待しないで観たが、予想外に面白かった。動作の滑らかな、作画の素晴らしさに魅了された。そして、夢の中の「魔法」の世界と、現実の中の不可解な事件が交錯を重ねてゆく中で、夢の世界の主人公と現実の世界の主人公が不意に分離した瞬間には、謎の核心が解け、あらゆる雑多な要素が瞬時に一つに繋がったかのような衝撃があって、特に面白かった。
それにしても、かなり難解な部分があるのは確かで、そのゆえに世間が今一つ反応していないのかもしれないとも思われる。「魔法」が最新の技術を表していることは、誰でも理解できることだろう。問題は、進歩を妨げようとしている力が何であるのかを明かしていない点にある。人々が一体何と戦っているのかを誤魔化しているとも云える。
兎も角も予想外に楽しめた。「SAO」の上映室内は今回も多くの客で賑わっていたし、「ひるね姫」も予想していたよりは賑わっていて、安心した。パンフレット二冊(内一冊は保存用)を購入。そして不図見れば「SAO」の缶バッジセットAが入荷していたので購入。満足して映画館を出た。今日はさらに古泉駅から松山市駅を経て衣山駅まで移動し、久し振りに「君の名は。」も観ようかと思っていたが、流石に疲れたので今日は断念し、松山市駅からは徒歩で道後まで帰った。