劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール-八回目&九回目/SAO劇場版“裏”記録全集を二冊獲得

朝九時頃に外出。雨中、市内電車と郊外電車を乗り継いで古泉駅で降車し、エミフルMASAKIへ。普段は混雑している場所だが、流石に朝十時では人が少なかった。真直ぐシネマサンシャインMASAKIへ行き、発券し、アイス抹茶オレを買い、入場。
朝十時二十五分から「劇場版 ソードアート・オンライン SWORD ART ONLINEオーディナル・スケール―」を鑑賞した(八回目)。
幸い、第八週の来場者特典『SAO劇場版“裏”記録全集』(「公式ネタバレ本」)一冊を獲得できた。店員氏に聴いてみたところ、残部は少なくなっているとはいえ午後の上映時までは残っていそうな様子だった。
早めに席に着いて、早速、『劇場版“裏”記録全集』を眺め、所々気になる箇所を読んでみた。高架下のエイジの背後にユナの姿が覗き見えるという事実をはじめ、新鮮な知見が豊富にあった。もちろん上映中にはそれらの事実を確認できて、普段とは少し違った楽しみ方になった。実に良い資料を入手できた。
観終えて映画館を出たとき既に昼十二時半を過ぎていたので、二階フードコートのカレーで昼食。フードコート外のテラスに出て暫し休憩していた間、『SAO劇場版“裏”記録全集』を保存用にもう一冊入手しておきたいと思うに至ったので、中へ入り、チョコレイトのジェラートを食べたあと、映画館へ戻って座席を予約。午後の上映時刻は夕方六時三十分であるから、それまでの時間をどのように過ごそうか思案しながら一階のツタヤ書店へ。
雑誌売場を見れば、七瀬遙と橘真琴の絵が表紙を飾る雑誌『アニメージュ』五月号があった。この表紙の原画を描いたのは京都アニメーションの西屋太志。実に美しい。もちろん買うことにした。驚くべきことに、在庫が一冊しかなかった。普段、この雑誌は常時二三冊は置いてあるはずであるのに、早くも一冊しか残っていなかったという事実は、間もなく公開される映画「Free! -Timeless Medley-絆」への期待(むしろ不安?)の大きさと、多分それ以上に、七瀬遙と橘真琴の人気の高さを物語っている。一冊だけ残っていた幸運を喜ぼう。(しかし帰宅後に記事の本文を眺めて、かなり不安になってきた。結局、最悪の部分は何一つ改善されないのではないのか?)
ツタヤ書店前のイヴェント用の空間では今日は何のイヴェントもなく、広々とした休憩所と化していたので、壁際のソファに腰かけて改めて『SAO劇場版“裏”記録全集』を読み始めたところ、あまりにも興味深かったので一気に読み進み、読み終えた。実に多大の情報を得ることができた。「スタッフクレジット」全文が掲載されているのも素晴らしい。「君の名は。」や「聲の形」のパンフレットには当然のように全文が掲載されていたのに対し、「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」でも「SAO -オーディナル・スケール-」でも「ひるね姫」でも、パンフレットには省略された形でしか掲載されていないのを残念に思っていた。だからこの措置は実に有難い。
上映開始まで時間の余裕もなくなってきたので、急ぎ電器店を見物し、家具店で小物を買ってからシネマサンシャインへ戻り、ホット抹茶オレを買い、入場。
夕方六時三十分から「劇場版 ソードアート・オンライン SWORD ART ONLINEオーディナル・スケール―」を鑑賞した(九回目)。
もちろん第八週の来場者特典『SAO劇場版“裏”記録全集』(「公式ネタバレ本」)二冊目を獲得できた。これを保存用にしよう。
午前中の上映時の箱は小さ目だったが、午後の「箱」は大きく、スクリーンも音響も大きかった。良い環境で鑑賞できた。
観終えたあと、大急ぎ古泉駅へ戻り、丁度よく郊外電車に乗車できて松山駅へ戻り、市内電車にも飛び乗って、最短ルートで道後まで戻り得た。
移動中は、先日Amazonデジタルミュージックで購入してウォークマンに収納しておいた「ソードアート・オンライン ミュージックコレクション」全百三十一曲を聴いていた。全て梶浦由記の音楽で、魅力ある作品ばかりだが、中でも気に入っているのは第二曲「the first town」。アインクラッド第一層「はじまりの街」の古雅な景観を描くルネサンス風の優美な音楽だが、「劇場版SAO -オーディナル・スケール-」で、白いユナがアインクラッド第百層の庭園で歌っていた優しい旋律に使用されていた。「the first town」があの歌の原曲であるはずだが、付点リズムが陽気な威厳を生じている原曲よりも、静穏で朗々と清らかなユナの歌の方があたかも原曲であるかのように聴こえるのが面白い。原曲に密かに蔵されていた魅力が、今回の編曲で表出されたのだろう。