コマさんコマじろう兄弟ハワイ旅行/イナホ&USAピョンの家族ドライヴ/帰りたいジバニャン&トムニャン&ヒキコウモリ&カメッパと帰りようがないウィスパー

ニコニコ動画の「テレビ東京あにてれちゃんねる」(http://ch.nicovideo.jp/ch7)内の「妖怪ウォッチ」公式チャンネル(http://ch.nicovideo.jp/youkai-watch)で配信された第百六十八話を視聴。
一。
コマさんコマじろうのゴールデンウィークもんげー!旅。INハワイ。
矢良瀬古里無編著『全国ビックリツアーガイドブック』ハワイ編には、「全てを溶かす熱線!巨大な口を開く前代未聞の怪物は実在した!」と記されていた。無論これはキラウェア火山を指していた。
火口の中ではメラメライオンをはじめ熱い系妖怪たちが親睦を深めていたが、当然のようにストーカーふぶき姫が押しかけてきていて、火山を氷山に変える嫌がらせ。
歓喜の表情と苦悩の表情を交互に繰り返す狂気の振る舞いが最近のコマさんの芸風として定着している。
二。
イナホのGWは妖怪がいっぱい事件。
イナホとリクと母の三人でドライヴ。父はUSAに単身赴任か。
出かける直前に、玄関の鍵をかけたか、窓に鍵をかけたか等、色々急に不安になるのは妖怪ふあんかんの所為。しかるにそのことを妖怪ウォッチで調べていたイナホの様子は何か見えない相手に向かって独り言を続けているように見えて、リクと母にとってはそれこそが不安。リクは高速道路サーヴィスエリアの洗面所に行くとき、どうしてイナホに一緒に来てもらっていたのか。
三。
妖怪かえりタイ事件。
妖怪かえりタイはネクタイのような姿をしている。この妖怪の所為でトムニャンはUSAに帰りたくなり、ジバニャンもエミちゃんの家に帰りたくなり、ヒキコウモリもカメッパも実家へ帰りたくなり、ケータは快く送り出したが、寂しさを隠せなかった。ジェリーも寂しそうだった。一人、ウィスパーだけは留まり、ケータは「きもい!」と云いながらも嬉しそうだった。
そして夕方、ジバニャンもヒキコウモリもカメッパもトムニャンもケータの傍に帰ってきた。ケータの傍に帰りたくなったから。
ケータは喜んだが、同じとき、ウィスパーだけは郊外のあの森の奥の古木の下の石造のガチャガチャのカプセルの中へ帰っていた。しかし、あのガチャガチャの中に封印されてしまったら、誰かがコインを入れて回して取り出してくれない限り、開放され得ないのではなかろうか。