竹書房文庫おそ松くん第十四巻/イヤミのシェー大流行の時代

 先月末、北ミサイルに関する佐藤健志氏の見解についてtwitter上に投じた吾ツイートに対し、御本人からリツイートを頂戴した。光栄なこと。
 そして久し振りに読み進めた竹書房文庫の赤塚不二夫完全版シリーズ『おそ松くん』。
 読んだのは第十四巻。所収の「イヤミ保険はソンか得か」では、悪い事して金を稼ごうとしたイヤミが、もっと悪い奴等だった松野一家八人によって返り討ちに遭う。大型台風の到来を前に、新築住宅の設計図まで準備して喜び踊る松野母による謎のダンスが楽しい。
 巻末の「ハッスル通信」第十四号は社会現象にもなったイヤミの「シェー」大特集。藤子・F・不二雄藤子不二雄Aも、ジョン・レノンも、林家三平藤田まこと京唄子長嶋茂雄ゴジラも(そして浩宮殿下までも)皆シェーをしていた時代。昭和四十一年のこと。