年末休日三日目/NHK朝ごはんの現場スペシャル/パディントンの松坂桃李/大晦日と正月の準備/第六十八回NHK紅白歌合戦/セクシー芸人sexyzone中島健人/ジャニーズカウントダウン

 年末の休日三日目。
 朝、目を覚ませば既にNHK「朝ごはんの現場スペシャル」が始まっていた。細谷佳正の出番のとき流れていたのは映画「聲の形」の劇伴音楽の一曲だった。赤味噌の生玉子味噌汁に対する宮野真守の「これ本当においしそう」は良かったが、豊永利行宮野真守に倣って「本当においしそう」と発言したのはもっと良かった。観終えたあと、昨日中に予約録画しておいたのをあらためて見直した。梶裕貴は七時二十五分から登場。朝に相応しい爽やかな美声。七時三十六分からは入野自由が「猫の島」における猫たちの朝ごはんを語った。そして「フクロウ」と名付けられた愛らしい黒猫の豪勢な朝ごはんを思い切り愛らしく語ったのは福山潤
 眠かったので再び寝て、起きたのは午後。
 二時半頃、テレヴィを視てみれば、映画「パディントン」吹替版を放映していた。面白かった。パディントン役を松坂桃李が演じていたことは、映画館における予告編によって知っていたが、今日これで聴いて、松坂桃李の声は上品で優しく心地よかった。映画館で観ておくべきだった。
 夕方、慌てて最低限の清掃に励んだのち、六時二十分頃、さらに慌ただしく外出。道後の大型食料品店で蕎麦と正月料理を調達して、帰宅してみれば既に夜七時二十分頃で、NHK紅白歌合戦」が始まっていた。
 NHK「第六十八回NHK紅白歌合戦」。
 審査員には鈴木亮平西郷南洲を演じるから。白組で登場した剣玉名人の三山ひろし。背後では大勢の剣玉名人が剣玉をしていて、彼自身は剣玉するわけではないのか?と思ったら最後に決めた。
 セクシー芸人のsexyzone中島健人。相変わらず面白かった。マリウス葉は宝塚の人のような趣だった。セクシーゾーンの今年の歌は実に良かった。この出番のあと、内村光良に別室へ呼び出された「セクシーのゾーン」ことセクシーゾーンは名称の含意の危険性を避けるため今後NHKに出演する際には「セーフティゾーン」を名乗るように指導されていた。
 白組、セカイノオワリの歌は映画「メアリと魔女の花」の主題歌だったろうか。紅組、倉木麻衣の歌も「名探偵コナン」映画の主題歌で、背後にはその映像が流れていた。劇場版アニメの歌を取り上げるなら、今年は是非とも神田沙也加を出演させて「劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール」(劇場版SAO)の劇中歌五曲(六曲)中のどれかを歌わせて欲しかった。名曲揃いだったのに。白組、三浦大知は「仮面ライダーエグゼイド」主題歌で、盛り上がった。
 テレヴィ視聴と同時並行で、明日の朝のための、雑煮を志向した何かを何とか拵えて無事、冷蔵庫に保管し終えた。その一部を試食したあとは蕎麦を温めて食べた。年越蕎麦には、今年は海老天を載せなかった。
 紅組、坂本冬美の歌もパワフルだが、バックダンサー陣も賑やかで良かった。太鼓を叩いていたのは三浦大知だったのか。白組、平井堅の歌「ノンフィクション」は今年の頭に逝去された大切な「彼」への想いをこめて作った歌である由。恋人だろうか。白組、エレファントカシマシの有名曲、落ち着いた。
 近年の「紅白歌合戦」では「朝の連続テレビ小説」を取り上げる。現在放送中「わろてんか」の出演者が登場したが、松坂桃李は出てこなかった。残念。そしてその主題歌を歌ったのが紅組の松たか子松たか子で思い出したのは映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。あの印象深い主題歌を歌ったDAOKO×米津玄師も出演させて歌わせて欲しかった。白組の星野源は、京都アニメーション武本康弘監督との対談で馴染み深い人。
 急に出てきた旧司会者の黒柳徹子が今年の総合司会者である内村光良の巧さを評価したが、全く肯けた。安定しているのみならず楽しく盛り上がったから。本当に巧かった。
 バナナオレを拵えて一気に飲み、苺オレを拵えて一気に飲んだあとの普通の緑茶には一段と落ち着いた。
 そして再び「朝の連続テレビ小説」企画。既に終了した「ひよっこ」の新規ドラマ映像。爽やかな美男子がいて、誰?と思えば「仮面ライダーゴースト」でアラン王子を演じていた磯村勇斗か。普通の人間の格好をしていたから直ぐには判らなかった。
 白組、氷川きよし「ズンドコ」。往年の北島三郎みたいに派手な宝船に乗っていた。しかし「ズンドコ」のリズムに関しては元祖のザ・ドリフターズの「ズンドコ」の方が断然格好良いと思われた。特別枠の安室奈美恵は中継で登場。どこにいらっしゃったのだろうか。それにしても芸能活動歴二十五年ということは、本当に文字通り「平成の歌姫」だったということか。応援団として木村佳乃沢村一樹が舞台上に登場し、有働由美子は中継で登場。紅組トリは石川さゆり津軽海峡冬景色」。ピアノ演奏は羽毛田武史。大トリ、ゆず「栄光の架橋」。男子体操の「栄光の架橋」の衝撃と感銘は、もう十三年も昔の出来事になるのか。驚いた。最後の「蛍の光」合唱の指揮者として平尾昌晃を継いだのは大物、都倉俊一だった。
 殆ど毎年、「紅白歌合戦」が終わると同時に始まるのが「ジャニーズカウントダウン」。一応、今年も観た。
 キスマイ(Kis-My-Ft2)の「Everybody Go」はやはり良い歌。ABC-Zといえば、レイディオ番組における梶裕貴斉藤壮馬との共演が面白かった。そしてセクシーゾーン(Sexy Zone)登場。セクシー芸人、中島健人亀梨和也山下智久は「修二と彰」状態で登場。カウントダウンと同時に、京セラドームの堂本光一が今日の誕生日で遂に三十九歳になった。
 この年越の瞬間、twitterが繋がらなくなったので驚いた。毎年こうだったのだろうか。なにしろガラケーからiPhoneへ変えて今日で丁度一周年であるから、昨年の状況を知らない。
 そしてKAT-TUNが再始動を宣言。復活宣言。三人組になっても今なおKAT-TUNらしさを色濃く留めた容姿の上田竜也が華やかに見えた。彼の存在感は大きくなってくるのではなかろうか。
 セクシーゾーンが兄貴分である平成ジャンプの歌を歌い踊り、ABC-Zがセクシーゾーンの歌を歌い踊った。村上信五の必死な「サクラップ」は面白かった。二宮和也の仮面を被った人々が現れ、彼自身の姿は見えなかったが、なるほど、彼だけは「紅白歌合戦」白組の司会者であるから流石にNHKに拘束されていたのだろうか。
 番組の終盤。戌年生まれの六人で結成された「ワンワンシックス」には中山優馬中島健人中島健人は「キミのハートをドッグドッグさせちゃうぞ」発言。流石セクシー芸人。番組の合間、「ディズニーツムツム」のCMには中島健人菊池風磨が出ていた。なかなか活躍していたらしい。
 終了後、不図NHKにチャンネルを変えてみれば毎年恒例の生放送の番組で歌手さだまさしがピコ太郎と共演。その場所は、両国国技館だったろうか。その空間を観て、三月十九日の、両国国技館における「ハイ☆スピード!」イヴェント(ハイスピイベ)を想起してしまった。
 twitterを見れば「CDTV」にLisaが出演するらしい由の情報あり。「劇場版SAO」の主題歌を歌うかもしれないと期待し、眠い中、「CDTV」にチャンネルを変えてみたが、なかなか出てこない。