SAO外伝ガンゲイル・オンライン第十一話/覚醒したレンと復活したフカ次郎の反撃/ピアノの森第十一話/Free!第三期をめぐる雑感

 昨日(六月二十四日)のこと拾遺。
 日曜の未明にテレヴィで見逃した「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」(ggo_anime)第十一話「イカれたレン」を、「Abema.TV」で無事視聴できた。
 実に激しい展開があった。ピトフーイの狂気の前にアマゾネスSHINCは全滅し、フカ次郎も負傷した。
 しかるにそこから一転、レンの覚醒、そしてフカ次郎の復活は熱かった。やはりシノンの仲間ダインがフカ次郎に惚れ込んだのは正しかった。
 そして日曜の深夜(月曜の未明)のNHKテレヴィアニメ「ピアノの森」。第十一話「ポーランドの新星」。
 雨宮修平は一ノ瀬海だけのため奏で、一ノ瀬はそこに最愛の音を感受した。何と深い友情だろうか。そしてショパンコンクールの最終日。一ノ瀬が前日に出会った森のピアニストはポーランドの新星、レフだった。CV:KENN。次週いよいよ一ノ瀬の出番。見逃せない。
 ところで。
 昨日(六月二十四日)に続いて、来月に始まるテレヴィアニメ「Free! -Dive to the Future-」(「Free!」第三期)について雑感。
 不図思うに、オタクの皆様は作品群を本来の順序に沿って鑑賞なさるのだろうが、吾人オタクではないので順序が度々逆になる。実際、映画「ハイ☆スピード!」を映画館で偶々観て感動したあとテレヴィアニメ「Free!」の第一期と第二期を視聴して失望したし、映画館で「劇場版SAO」に感動したあとテレヴィアニメ「SAO」を観てその面白さにあらためて興奮した次第だった。そのようなわけで、テレヴィアニメ「Free!」に対しては「ハイ☆スピード!」を基準にせざるを得ないからこその不寛容な面があることを確と自覚している。
 映画「ハイ☆スピード!」のオーディオコメンタリーでも言われていたように、現実は制御できないが、アニメは制御の下にしか成り立たない。当然、登場人物の言動も制作者の意図に服している。それが説得力を持たないなら本来の道へ訂正されるべし!というのが「Free!」における「替玉」や「退部」や「泳がない真琴」等の問題への率直な私見。現実世界は白紙撤回できないし、やり直しようもないから、不条理や非合理がどんどん蓄積されてくるのを微調整し続けるしかない。しかしアニメ世界は現実世界とは別の世界であるから、下手な微調整ばかり続けて現実に劣る状態を生んでも意味がない。