京都文化博物館で西尾維新大辞展を見学/金曜ロードSHOWバケモノの子/未来のミライと比較して観る

 代休日ということで寝ていた所為で「朝ごはんの現場」を見逃した。金曜には放送されないかと思って油断していた。
 代休日ではあるが、昼の少し前に出勤し、約三十分間で仕事を済ませて退出。帰宅して休憩したのち夕方五時前に外出。
 五時二十分頃、三条通京都文化博物館に来た。今日は夜間開館の日。先ずは中庭のカフェで、京風ムースと、アイスのカフェオレ。店内にも「西尾維新大辞展」関連の装飾があった。
 音声ガイド付チケットを購入した上で「西尾維新大辞展」を見学。音声ガイドは三種あったが、「戯言シリーズ」の梶裕貴悠木碧コンビ版を選択。実に勉強になった。約一時間半で大急ぎ一周し、出口に開設されたグッズ売場で盛大に買物。図録(公式パンフレット)をはじめ、トートバッグや手拭い、クリアファイル、「京玉露」、「水出し京冷茶」で計一万四千八十八円。久し振りの散財を楽しんだ。そのあと約三十分間で大急ぎ平安博物館回顧展と明治維新祇園祭展も一周。良い展示だった。
 京都文化博物館の閉館後、館内の蕎麦店「有喜屋」に入り、「京風すき丼」で夕食。夜九時前には帰宅した。
 そして夜九時から先週に続いて金曜ロードSHOW「バケモノの子」を観た。
 九太の声が男子に聞こえなくて甚だ良くない。「未来のミライ」でもそうだった。細田守監督作品における男児のCVの選択は良くない。対するに、宗師様を演じるのは津川雅彦か。流石に巧い。
 開始から約一時間を経過したところで、物語の雰囲気が急変。九太と熊徹が互いに鍛え合いながら成長し合っていたところまでは楽しいが、急に世界観が変転し、戸惑わざるを得ない。以後は何の説明もなく新たな要素が次々提出され続け、戸惑いがどこまでも深まりゆく。この「バケモノの子」にしても最新作「未来のミライ」にしても、細田守監督作品はどうして斯くも散らかりまくったまま畳みきれないのか。
 それでも、「バケモノの子」は一応は楽しめるし不快感はないが、「未来のミライ」には不快感がある。なぜか。四歳の子に、兄としての自覚を持つため家族の歴史を知るべし!と導くからだろう。伝統芸能の家でもないのに、無理難題ではないか。加之、幼児に変態性を具えさせた変態性の不快感は云うまでもない。
 ところで。
 twitter上に流れて来た速報。映画「ハイ☆スピード!」やテレヴィアニメ「Free!」の主題歌を歌う鈴木達央と、テレヴィアニメ「ソードアート・オンライン」や「劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール」の主題歌を歌うLiSAが熱愛同棲中にあるとは凄い。