NHK朝ごはんの現場ナレーター再び関智一/ピエール瀧と所謂ヤマカン/ニコニコ動画公式チャンネル響け!ユーフォニアム第八話から第十三話まで視聴/祭の夜のアンサンブルと着衣水泳

 NHK朝ニュースの「朝ごはんの現場」ナレーターは再び関智一。世田谷の住宅街でイチゴ狩りを開催している農家は、朝食でも様々な苺の食べ方を実験。
 昨夜はピエール瀧が逮捕され、その前には所謂ヤマカンの破産という報道があった。困ったことに、五月公開予定の松坂桃李主演映画「居眠り磐音」にもピエール瀧が出演していたのか。
 丁度よかったと云うべきか、先の日曜に「らき☆すた」全話を観終えたところだった。この全話鑑賞を踏まえ、先日の報道で感じたことがある。京都アニメーションの傑作、武本康弘監督の作品「氷菓」の第十話「万人の死角」で伊原摩耶花が「2年F組」の映画について述べた「映像が観る人の興味をそそらない」という評。これが当てはまるのがヤマカンではなかったろうか。石原監督や武本監督による修正の力がいかに大きかったかを想像せざるを得ない。
 ところで。
 ニコニコ動画響け!ユーフォニアム」公式チャンネル(anime_eupho)で第八話から第十三話まで一気に視聴。
 第七話における様々な想いの交錯は、第八話で流れを作り、第九話では別の激流に呑まれ、第十話以降、それぞれの想いが明確に浮かび上がりながら遂には一つになる。生々流転のような物語を画と音で表現し切った京アニ様式の傑作。
 第八話の、京アニ様式の美を湛えるあの夏祭の夜の黄前久美子高坂麗奈のアンサンブルは、同年末公開の映画「ハイ☆スピード!」における所謂「着衣水泳」の場の先駆といえる。そしてそこが「ハイ☆スピード!」と「Free!」の差でもある。