オトセン風の対談

雑誌「月刊TVガイドTVJapan」二〇〇六年三月二十日号には現在好評放送中の日本テレビ土曜ドラマ喰いタン」で共演中の森田剛須賀健太の対談が載る(pp.10-11)。文字だけで読んでも、両名の会話の様子が彷彿してくる。かつて二〇〇一年十月から翌年十月までの一年間TBSで放送された深夜番組「オトセン」「オトセン2」と云えば、アイドル番組の気配を感じさせないにもかかわらずアイドル番組としての魅力をも完備した伝説の傑作だが、その中で常に威勢のよさを発揮し、かの俳優の中村俊介を魅了したとも伝えられる森田剛は、小学生位の子供たちとの交流では特に不思議な魅力を見せていた。この雑誌の対談を読んでいると、あのときの様子を想起する。
そして今日は森田剛の誕生日。一九七九年二月二十日生なので二十七歳。「ミラクル仮面高校生」とか藤子不二雄原作「ブラック商会変奇郎」とかのドラマに主演したときには子供以外の何者でもなかったが、あれから十年以上を経ているのだ。あの二つの仮面ドラマを今改めて見てみたい気もする。