ハローワールドのパンフレット所載の評論/ゆるキャン第1-3話

 twitter上に流れてきた興味深いインタヴュー(https://twitter.com/shinkai_works/status/1178452360416256001)。
 しかし「僕の意思でないものは入っていません」発言を文字通りに受け取ると、あの水芸の女神アクア様の「天気の子」ご出演も新海誠監督の意思である可能性に直面する。監督は、まさか「このすば」をご存知なのだろうか。
 ところで。
 二日前に観てきた「ハローワールド」のパンフレット所載の評論。新海誠監督にセカイ系のレッテルを貼って、それを乗り越えた作として「ハローワールド」を持ち上げる(しかも庵野秀明をも「ハローワールド」と同じくセカイ系を乗り越えた作家として持ち上げておく点に世渡り上手さを発揮)。多分こんなことばかりやっているから駄目なのだろう。
 ところで。
 有名な「ゆるキャン」の第1-3話をdアニメストアで視聴。
 なるほど面白い。愛らしい。一人キャンプに行ってみたくなる程。しかし描かれ方は長閑だが、描かれた行為はそれなりに過酷で、気軽に実行できそうにはない。アニメならではのフィクションの力は素晴らしい。

 

Dr.Stone(ドクターストーン)第13話/女子高生の無駄づかい(jyoshimuda)第12話/NHK大河いだてん嘉納治五郎先生逝去

 昨夜は二条から帰宅したあと急に気分悪くなり、目眩と嘔吐に苦しみながら寝て、今朝起きたときも全快ではなく、昼を過ぎて漸く回復した。こんな酷いのは十年振り位だろうか。
 明日は夏季休暇最終日で、本当は今朝から東京へ行き、松屋銀座へ行って浅草に一泊したかったのに果たせず残念。
 ところで。
 dアニメストアDr.Stone」(ドクターストーン)第13話。
 今回のヒーローは金狼(CV:前野智昭)。視力を矯正すれば最強だった。愛らしいスイカ(CV:高橋花林)も格好良かった。スイカのため走ったコハク(CV:沼倉愛美)も、密かに鍛えていたクロム(CV:佐藤元)も。千空(CV:小林裕介)と銀狼(CV:村瀬歩)は名コンビ結成。
 ところで。
 dアニメストア「女子高生の無駄づかい」(jyoshimuda)第12話。
 桜花舞い散るラストシーンといえば「秒速」や「氷菓」のような情趣の深い名作を想起するが、この物語では桜花散る景色さえも女子高生3人組(CV:赤崎千夏戸松遥豊崎愛生)の馬鹿話に無駄づかい。そこも面白かった。豚の声優も豪華だった。
 夜。
 普段は特に観てもいなかったNHK大河「いだてん」を偶々観ていたら、母校の大偉人、嘉納治五郎先生逝去の回だった。泣いた。

 

 

TOHOシネマズ二条スクリーン7天気の子MX4Dを鑑賞22回目4D版1回目/TOHOシネマズ二条スクリーン6伊藤智彦監督ハローワールド鑑賞/TOHOシネマズ二条の二条駅側の玄関に天気の子の新ポスター掲示

 NHKおはよう日本」で新海誠監督の最新作「天気の子」がインドで正式に盛大に公開された出来事が報じられた。
 近隣劇場における「天気の子」の4D上映の状況について調べるに、TOHOシネマズ二条がMX4D、イオンシネマ京都桂川が4DX、ユナイテッド・シネマ大津が4DXか。先日、東急ハンズでレインポンチョを調達したが、twitter情報を見る限り不要だろうか。
 ところで。
 18:10からTOHOシネマズ二条スクリーン7で新海誠監督「天気の子」MX4Dを鑑賞。通算22回目。4D版1回目。
 実に良かった。座席の動作は全体としては落ち着いていて、それでいてバイクチェイス等の要所要所で効果を発揮した。グランドエスケープでは音楽に調和して心地よく、素晴らしい演出だった。
 ところで。
 21:10からTOHOシネマズ二条スクリーン6で伊藤智彦監督「ハローワールド」をレイトショーで鑑賞。
 予想していたよりは面白かった。バトルは監督の得意分野で、美少女キャラデザは京アニ由来の愛らしさ。二人の直実の性格の描写も良かった。
 その上で、世界観について雑感を述べたい。以下、駄文の長文。
 時間を異にした多層世界間で過去や未来への介入による未来の変革が繰り返され、データが採取されたが、実は全て仮想の事件であり、未来の現実世界に介入され、微調整されながら遂行されていたという話。恋物語よりはホラーに近い。
 現実世界は、宣伝文句にあった「最後1秒」のみであり、それまでは全て仮想世界内の、いわば幻想の歳月。
 劇中、それが別の現実と化したかのように惑わせる表現もあったが、そこも仮想であると解しなければ世界の論理性が破綻しよう。
 仮想が新たな現実と化す事態については同監督の「劇場版SAO」の、サーヴィス業としての仮想が利用者の依存性を逆利用して現実を侵略するという設定が面白かったのを想起する。仮想が現実の心理を変えることはできる。しかし仮想が自立した現実と化すわけではない。
 これを見て想起したのは、遠い昔に読んだ米国の哲学者ヒラリー・パトナムの「水槽の中の脳」論。仮想世界が現実世界から自立して成立し得ないことは充分論証されていたろう。
 その観点からは「ハローワールド」の世界観の良心は全てを無にする「最後1秒」にある。
 ところで。
 TOHOシネマズ二条の二条駅側の玄関にある掲示板には「天気の子」の新ポスターが掲示されていた。美しい。

 

 

 

MOVIX京都シアター3ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝を鑑賞7回目/MOVIX京都シアター5京アニ特集上映第6弾ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-(ハイスピ)通算9回目/第4回京アニ&Doファン感謝イベント 響け!京都から世界へ編ヴァイオレット・エヴァーガーデン オーケストラ・コンサート2019【京都公演】inロームシアター京都メインホールのチケット/小林幕府09月13&20&27日配信

 夏季休暇。
 16:45からMOVIX京都シアター3で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」を鑑賞。7回目。
 泣くしかなくなる素敵な場面の連続だが、エイミーとテイラーの出会いの場は、チェロによる音楽の力強い美しさも相まって極めて印象深い。
 来場者特典の素晴らしい色紙を無事獲得。このあとは「ハイスピ」。
 ところで。
 19:00からMOVIX京都シアター5で京アニ特集上映第6弾「ハイ☆スピード!Free! Starting Days-」(ハイスピ)を鑑賞。通算9回目。
 原作:おおじこうじ。脚本:西岡麻衣子。キャラデザ総作監西屋太志。監督:武本康弘
 少年たちの傷付きやすさ、しなやかさ、楽しさ。武本監督の眼差しが最高に優しい。
 ところで。
 帰宅後に再び外出。「第4回京アニ&Doファン感謝イベント 響け!京都から世界へ編」の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン オーケストラ・コンサート2019【京都公演】in ロームシアター京都 メインホール」のチケットを、近所のセブンイレブンで引き取ってきた。嬉しい。楽しみ。
 ところで。
 ニコ動&youtube「ニジスタ」チャンネル「小林幕府」。
 第21-22回09月13&20日配信。ボクシング。
 小林裕介将軍がいかに文武両道であるかを再認識。中野サイトウボクシングジムで「もっと教えたくなるタイプ」とまで褒められた。結論、ボクシングは二つ目の趣味になった。
 第23回09月27日配信。
 小林裕介将軍と家臣団の軍議。今後について裕介将軍からは声優男女混合ツイスターゲームをやってみたいとの提案があって、女性声優の参加が見込めないから無理と結論付けられた。エロ裕介将軍。なお、将軍は感想をエゴサしているとの夢のある話。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンベル何キロ持てる?第12話/鬼滅の刃第25話/ソウナンですか?第12話/女子高生の無駄づかい(jyoshimuda)第11話

 dアニメストアダンベル何キロ持てる?」第12話。
 最終回は都内にある南国の島、肉乃島へ筋肉旅行。最後、なぜか紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい)と朱美(CV:雨宮天)の友情物語で終わるのか?と見せかけて、やはりクレイジーに結ばれた。全キャラクター集合で、ハーンノルド(CV:玄田哲章)までも帰ってきた。
 ところで。
 dアニメストア鬼滅の刃」第25話。
 炭治郎(CV:花江夏樹)は3人の少女(CV:山下七海真野あゆみ桑原由気)に応援されながら修業。回復と強化に成功して旅立つが、禰豆子(CV:鬼頭明里)は蝶屋敷に寝たまま。栗花落カナヲ(CV:上田麗奈)と、胡蝶しのぶ(CV:早見沙織)の姉カナエ(CV:茅野愛衣)との出会いも明かされた。
 ところで。
 dアニメストア「ソウナンですか?」第12話。
 最終回に相応しく凄まじいサヴァイヴァル術が出てきた。あれを実際にできるかどうかは相手次第。
 鬼島ほまれ(CV:M・A・O)は完璧で格好良かったが、疲れ果てて寝てしまったのは人間らしかった。救出に来た父(#大塚明夫)にも褒めてもらえることだろう。
 ところで。
 dアニメストア「女子高生の無駄づかい」(jyoshimuda)第11話。
 ヲタ(CV:戸松遥)の物語。低所得P(CV:興津和幸)が実は人気ボカロPではなく、ヲタが唯一のファンだった事実。今回、ぴーなっつP(CV:落合福嗣)とかセンス破綻した美容師(CV:小杉満)とかヲタ妄想のBL(CV:鈴木峻汰、佐藤元)とか、濃厚だった。

 

 

 

 

今週末のMOVIX京都における京アニ特集上映第6弾/炎炎ノ消防隊第11話/Dr.Stone(ドクターストーン)第12話

 新京極通のMOVIX京都における京アニ特集上映も今週末には遂に待望の第6弾に突入。数々の名作を送り出した武本康弘監督による傑作中の傑作「ハイ☆スピード!」(ハイスピ)が始まる。
 今日から前売開始だが、現時点で既に満席寸前。人気の高さを物語る。辛うじて席を確保できたのは幸運だった。
 ところで。
 dアニメストア炎炎ノ消防隊」第11話。
 第8隊結成秘話。桜備(CV:中井和哉)も火縄(CV:鈴村健一)も優しく勇敢で、火縄に見込まれたのが茉希(CV:上條沙恵子)だった。
 そして第7隊。新門紅丸(CV:宮野真守)は浅草の人気者。森羅(CV:梶原岳人)はそれを目の当たりにした。
 今回アーサー(CV:小林裕介)おとなしめ。
 ところで。
 dアニメストアDr.Stone」(ドクターストーン)第12話。
 熱かった。千空(CV:小林裕介)とクロム(CV:佐藤元)の科学者同士の信頼も、コハク(CV:沼倉愛美)とクロムの似た者同士の友情も。銀狼(CV:村瀬歩)も勇気を出した。カセキ(CV:麦人)は賢者だった。
 小林裕介村瀬歩佐藤元の芝居も熱かった。硫酸のCVは川澄綾子

 

 

 

松屋銀座の天気の子展とコラボメニューと表参道&心斎橋コラボカフェ天気の子カフェ/胡蝶綺 若き信長第12話

 今から約2年半前、松屋銀座で「君の名は。展」を鑑賞したときは同じ店内のコラボカフェに行ったが、今回「天気の子展」でも松屋銀座でコラボメニュー提供があり、しかも来月からは表参道と心斎橋でコラボカフェ「天気の子カフェ」が始まるということか。混同しそうになった。気をつける。
 ところで。
 dアニメストア「胡蝶綺 若き信長」第12話。
 デカリボンと乳首の目立つ織田信長(CV:小林裕介)のキャラデザが光った作品。最終回は桶狭間
 帰蝶(CV:花守ゆみり)も池田恒興(CV:内田雄馬)も前田利家(CV:寺島拓篤)も滝川一益(CV:榎木淳弥)も活躍。信勝(CV:石川界人)も夢に出た。信清(CV:阿部敦)は途中退場。
 続編を待望。