2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

外山正一演説-日本絵画ノ未来

六月末や九月末はテレヴィにおいては云わば期末であるから、見るべき番組が少なくなる。 それで休日の明日を前に、外山正一の「日本絵画ノ未来」を読み直した。 幕府開成所の俊才で、勝海舟配下の洋学者として名を知られ、維新後も社会学の第一人者として活…

バッタもん芸術

Yahooニュース等に「美術館「バッタもん」撤去 ヴィトン社要請で」(6月28日7時55分配信/産経新聞)という記事があった。 この報道に接してルイ・ヴィトン社の心の狭さを感じる人もあるかもしれないが、それは適切ではない。芸術品としてのブランド商品を冒…

雑誌記事集の整理

数日前、アイドル雑誌記事の切り抜き資料集を入手したので、今宵ようやく、無印良品のクリアポケットとバインダーを活用して整理作業に着手。かなり大量の資料集であるのでクリアポケットに収めるだけでも三時間を要してバインダー三冊を超過している。かつ…

テストの花道&寄り道第十回

夕方、大街道の出口にある電器店に行き、最新のデジタルカメラを購入した。串揚げ店で夕食を摂って帰宅したのちデジタルカメラへの充電を開始。約三時間を要した。試しに書棚のボルゲーゼのアレース像フィギュアを撮影してみた。千四百万画素もあると流石に…

仮面ライダーW第四十話

東映「仮面ライダーW(ダブル)」。 第四十話「Gの可能性/あなたが許せない」。 脚本:三条陸。監督:柴崎貴行。 左翔太郎(桐山漣)は、相棒フィリップ(菅田将暉)とは既に、心身ともに完全な一体化を果たして「エクストリーム」変身体への進化を遂げてい…

日記

出勤。帰途、二番町イタリア軒で夕食。今日は午後に、数ヶ月前から予定されていた密度の高い仕事をして、午前にはそのための準備と確認の作業に追われて、一日を通して極めて疲れたので帰宅後は何も見ず何も読まず早めに寝るのみ。ともあれ抱えている仕事の…

ヤンキー君とメガネちゃん第十話=最終回

TBS系。金曜ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」第十話=最終回。 学園ドラマではあるが、味わいとしてはむしろ所謂ホームドラマに近いと云えるかもしれない。品川大地(成宮寛貴)や足立花(仲里依紗)の家族というものが、品川宙太(古田新太)や足立辰夫(…

素直になれなくて第十一話=最終回

フジテレビ系。ドラマ「素直になれなくて」第十一話=最終回。 物語の最後に至って、主人公ハル(上野樹里)の弟の水野シュウ(中村優一)が再登場し、違法薬物に手を出してしまっていた件について家族に正直に告白した上、「素直に全てを警察に話すよ」と告…

本日発売テレヴィ雑誌

本日発売のテレヴィ雑誌「TVガイド」二〇一〇七月二日号。 七月一日、夜七時五十七分から九時四十八分にかけて、テレビ朝日で「史上初!ドッキリドラマ 主演SMAP『毒トマト殺人事件』SMAPに内緒で勝手にドラマ作っちゃいましたSP」が放送される(pp.55-57)…

ザ少年倶楽部六月第二回

六月十一日の夕方六時からの五十分間、NHK衛星第二で放送された月二度の番組「ザ少年倶楽部」。今月の第二回。 既に六月十六日に一度、これを録画しておいたのを見て、その内の「ジュニアコロシアム」部分のみについては、中島健人の面白さに着目して感想を…

テストの花道&寄り道第九回

NHK教育の、受験生のための(そして大人にも為になる)番組「テストの花道」(及び関連番組「テストの寄り道」)。先月二十九日の土曜日の朝九時二十五分から再放送(及び九時五十五分から放送)された第九回を録画しておいたのを見た。 今回の課題は「根拠…

仮面ライダーW第三十九話

東映「仮面ライダーW(ダブル)」。 第三十九話「Gの可能性/バッドシネマパラダイス」。 脚本:三条陸。監督:柴崎貴行。 このドラマ世界に存在するガイアメモリという道具は、不正な仕方で流通され、不正に使用されている点において不正な存在と認識される…

あさイチと向井理ヌード

昨日の朝のNHK「あさイチ」における向井理の出演部分を、録画しておいたのを見た。少々驚かされたのは、向井理が明治大学農学部を卒業したあと雇われ店長をつとめたバーの、歴代店長の内、彼よりも二代前に店長をつとめていた人は「あさイチ」司会者のイノッ…

あさイチ向井理

最近は、夜には今一つテレヴィを見ていない反面、朝の出勤前に、時計代わりに活用しているNHKで朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」と「あさイチ」を眺めているが、今朝の「あさイチ」には「ゲゲゲの女房」出演中の向井理が出ていたので、慌てて録画した。大…

ヤンキー君とメガネちゃん第九話-文化祭と混沌

TBS系。金曜ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」第九話。 文化祭という制度を持たなかった紋白高等学校で、品川大地(成宮寛貴)と足立花(仲里依紗)の率いる生徒会は、初の文化祭「紋白祭」の実現に漕ぎ付けた。そしてその文化祭における学級別の出し物と…

素直になれなくて第十話

フジテレビ系。ドラマ「素直になれなくて」第十話。 次週の第十一話が最終回。だが、現時点で既に物語の密度は低い。あと一話も残されているという事実にこそ驚かされる。この上さらに何を書き足そうとしているのだろうか。 取り敢えず現状をまとめよう。な…

ジュニアコロシアム胸キュン選手権

六月十一日の夕方六時からの五十分間、NHK衛星第二で放送された月二度の番組「ザ少年倶楽部」。今月の第二回。録画しておいたのを見たが、アイドル候補生がゲイムで競い合う企画「ジュニアコロシアム」が余りにも衝撃的に面白くてそこばかり何度も繰り返し見…

蕨野友也さんま御殿

夜八時半頃、不図テレヴィを点ければ「踊る!さんま御殿」に蕨野友也が出ていた。番組の最後の打上会には、彼の要望によって宮崎名物チキン南蛮が供されていた。公式ブログ(http://ameblo.jp/warabino-tomoya/)を見てみれば六月十四日の記事で口蹄疫問題に…

二年前のテレヴィドラマ=スクラップ・ティーチャー教師再生における影の少年たち

二〇〇八年十月十一日から十二月十三日まで放映されたテレヴィドラマ「スクラップ・ティーチャー教師再生」全九話の内容については、当時ここで大いに論述し解釈を試みた。少年男子アイドルを主役と脇役に多数配し、教師役にも当時の大人気アイドル俳優を起…

いとうあさこと松坂桃李

夜、不図テレヴィを眺めれば「からくりTV」で明石家さんま一行が独身芸人いとうあさこ居所を訪ねていた。いとうあさこは仕事で「素敵な方」と共演すると片想いを抱いてしまい、帰宅後にも恋煩いで苦しい程であることが多くて悩んでいると告白。中でも特に強…

日記

昼から休日出勤をしなければならなかった。多忙な日々が続き過ぎている。しかも昨日に続いて今日も不愉快な事態に見舞われた。暫しの間だけでも仕事からは遠ざかりたい気分になっている。というわけで、有給休暇一日を追加して明日からは二連休。深夜、ゲオ…

ヤンキー君とメガネちゃん第八話

TBS系。金曜ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」第八話。 第一話以来、劇中で盛んに連発されてきた品川大地(成宮寛貴)の口癖「ウゼエ…」は、敵であれ友であれ、執拗に付きまとってきて放っておいてはくれない連中の鬱陶しさを形容する語だが、今宵は、「ウ…

素直になれなくて第九話-玉山鉄二乙女演技

フジテレビ系。ドラマ「素直になれなくて」第九話=最終幕序章。 リンダ(玉山鉄二)の行動と死に関しては二つの解決できない疑問がある。解決できない所以を語ろう。 (一)リンダはどうして、ナカジ(瑛太)の前から姿をくらますために、自殺までも図らなけ…

ザ少年倶楽部六月第一回

六月四日の夕方六時からの五十分間、NHK衛星第二で放送された月二度の番組「ザ少年倶楽部」。今月の第一回。録画しておいたのを見た。 中島健人の今週の最初の出番は「YOUのお手紙読み隊です!」の司会役としてだったかと見受ける。彼とともに司会役をつとめ…

ウォークマン購入

休日。昨夜は決して意図したわけではなかったとはいえ早めに就寝したからだろうか、今朝も普段の平日と同じように朝早く起きたが、このところ休日も少なく余裕もない多忙の日々を過ごして疲れていたこともあってか、昼前に再び寝てしまい、起きたのは二時頃…

テストの花道&寄り道第七回&第八回

NHK教育の、受験生のための(そして大人にも為になる)番組「テストの花道」(及び関連番組「テストの寄り道」)。先月十五日と二十二日の土曜日の朝九時二十五分から再放送(及び九時五十五分から放送)された第七回と第八回を録画しておいたのを見た。 第…

仮面ライダーW第三十八話

東映「仮面ライダーW(ダブル)」。 第三十八話「来訪者X/ミュージアムの名のもとに」。 脚本:長谷川圭一。監督:諸田敏。 新たな事実が提出され、急展開があった。秘密結社ミュージアムの研究開発事業に対する出資者として財団Xが登場した。財団Xはミュー…

日刊スポーツ中島健人記事

出勤。しかるに、前夜、今朝発売される大衆紙「日刊スポーツ」に中島健人の記事が出るとの情報を幸いにも偶々得ていたので、昼の休憩時間、職場に近いコンヴィニエンス店で無事それを入手し得た。 日刊スポーツ二〇一〇年六月五日号の十八面。その半分もの面…

ヤンキー君とメガネちゃん第七話

TBS系。金曜ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」第七話。 紋白高等学校への入学試験のとき、ピンク色のシャープペンシルをさり気なく貸してくれて助けられ、以来、片想いの相手として探し求め続けてきたあの謎の少女との再会を、合宿で訪れた湯河原の温泉旅…

素直になれなくて第八話

フジテレビ系。ドラマ「素直になれなくて」第八話。 このドラマにおいて観察し考察するに値する人物がいるとすれば、それは美青年リンダ(玉山鉄二)の他にはいない。今回の彼を見舞った二つの災難について確認しておこう。 (一)雑誌社「ベストマガジン社…