丸山隆平に抱き付く大倉忠義

本日発売「ザテレビジョン」二〇〇七年第九号。関ジャニ∞(エイト)に関する記事が多い。どういうわけか大々的な特集記事が二本(!)も組まれているし、関連記事も幾つか散見される。中で最も印象深かったのは丸山隆平大倉忠義が抱き付いている写真(p.15)。丸山に背面から抱き付いて目を閉じている大倉と云うか、大倉に抱き付かれて微笑の丸山と云うか。しかも大倉の腕が丸山の肩から胸に回されているが、この腕と手が、細いながらも程よい肉付で色白で美しい。かなり目を惹く写真になっていると思う。撮影したのは木村直軌。それにしても、今週発売のテレヴィ雑誌は「ザテレビジョン」も「TVガイド」も、ともに関ジャニ∞の特集を組んでいて、云わばKAT-TUN後の新アイドル誕生を謳っている様子なのだが、その含意について想像するとき、先述の写真のある記事にある「メディアが作り上げた“一時的な流行”になりたくない」という丸山の言は切実に響く。周囲の云う「追い風」が丸山には「暴風雨」としか思えないというのは、実に正直な言だろうと思う。そんな丸山に大倉が「俺は素の、裏側のマルが好き」「その面白さを、俺はもっと世に広めたい」と述べているのが温かく感じられて、これまた実によい。