ヤンキー君とメガネちゃん第四話

TBS系。金曜ドラマヤンキー君とメガネちゃん」第四話。
品川大地(成宮寛貴)をやたら敵視する優等生の和泉岳(本郷奏多)の、意外な過去と意外な本心が明らかになったが、もっと意外だったのは、試験の成績に関して学年で最下位であるに違いないと皆から思われていた不真面目な不良の品川大地よりも、一見あたかも真面目な少女であるかのように見せかけている足立花(仲里依紗)の方がさらに悪い成績を取っていたという事実。百点満点で五点しか取れていない品川大地の成績に、百点満点で二点しか取れなかった足立花は感心していた。
何時も彼等の周辺に居合わせて傍観してきた松山啓介(中村倫也)と柳川徹(間宮祥太朗)の二人組は、校内の放送部員だったのか。生徒会長選挙の投票前の、候補者二名に対する支持率について、独自の事前調査を行い、その結果について報道し、解説していた。…と思いつつ、よく見れば実は放送部ではないらしい。なにしろ放送していたわけではないから。カメラも何もない会場に観衆を集めて報道番組の真似事をしていただけなのか。何れがキャスターで何れかコメンテイターなのかも一定しないような出鱈目な展開と息の合わなさ加減が面白かった。