あさイチと向井理ヌード

昨日の朝のNHKあさイチ」における向井理の出演部分を、録画しておいたのを見た。少々驚かされたのは、向井理明治大学農学部を卒業したあと雇われ店長をつとめたバーの、歴代店長の内、彼よりも二代前に店長をつとめていた人は「あさイチ」司会者のイノッチこと井ノ原快彦の親友であるという事実について。単なる偶然に過ぎないのかもしれないが、案外、そのバーというのは芸能業界に所縁のある店であるということではないのか。兎も角もそのようなわけで向井理とイノッチは所謂「友達の友達」の関係にあったわけだが、対面をしたのは今回が初めて。でも向井理にとっては二度目。彼が芸能人になる前、或る舞台を観に行ったとき有名芸能人イノッチが隣席に来たことがあったらしい。
番組では、NHK朝の連続テレビ小説ゲゲゲの女房」において水木しげる役を演じる上での役作りや心構え、工夫、苦心のこと等について話を聴いたり、少年時代のこと、学生時代の研究生活のこと、社会人時代のこと等を中心にして経歴を振り返ったり、家族への思いを語らせつつ家族の思いも明らかにしたりしていたが、中で気になったことの一つは、雑誌「アンアン」における向井理ヌードについての番組側の取り上げ方。芸能界入りをして以降かなり順調に活動して人気をも得ていたときの突然のヌード!果たしてその心境は?と恐る恐る尋ねるような具合だったのだが、そもそもヌード写真を公表することが芸能人としての人気の下降を物語るのは女性芸能人の場合の話だろう。男子アイドルや男子俳優の場合は、むしろ人気上昇のときヌードになる傾向がある。「アンアン」で大々的にヌード写真を公表することは、そのとき最も注目され、売り出されている男子アイドル、男子俳優であることの証に他ならないと見られる。「俳優として好調で人気も上昇しているときヌード写真を撮ったのはどうして?」と質問すること自体が見当違いな設問だろう。向井理としても返答には窮したのではないだろうか。