地震

午前二時頃、そろそろ就寝しようかと思っていたところに地震が発生。楼閣の七階にある吾が家は大いに揺れ、棚が動き、棚から物が落下し、立てていた鏡が倒れて破砕した。揺れが停まったとき、職場に駆け付けるべきかとも思ったものの、先ずは砕けた鏡を片付けておいた方が宜しかろうと判断し、軍手を用いて取り払い、念入りに掃除をした。寝室に散乱していたCDや雑誌を片付けたあと、書庫を見れば書棚から多量の書物が落下して散乱していたばかりか、書棚の位置までも変わっていたので、直ぐに復旧。そろそろ職場に召集されるかもしれないとも思い、取り敢えず顔でも洗おうと思ったが、湯が出なかった。ガスが自動停止されたらしいと判り、玄関の脇にあるメーターを確認して復旧させたが、少々心配になり、大一ガスのホームページで確認したところ、災害で停止したガスを再び使用する場合には必ず点検を受けるべく連絡を乞うと書いてあったので慌てて電話連絡してみたところ、丁度、近辺を巡回中であるので訪問してくれる由。暫く後にガス会社の人の来訪あり、問題なく使用して良いとの許可を得たので漸く顔を洗った。そのとき既に四時を過ぎていたので、この期に及んで職場に召喚されることもなかろうと判断し、寝ることにした。
そして起きたのは今朝六時四十分頃。準備を整えて出立。職場ではない場所へ赴いて行う仕事の第五回。大いに働いて、流石に疲れた。夜八時頃に帰宅したあと、洗濯し、大根を煮て日常生活へ戻ったが、室内の物の配置を少しは震災に耐えられるように強靭化しなければならないのではないかとも反省している。ともかくも、近日中に新しい姿見を調達しておきたい。