新パンフレット遂に獲得/君の名は。十六回目

施川ユウキ『鬱ごはん』第一巻と第二巻を読み終えた。『バーナード嬢曰く。』を遥かに凌ぐ傑作であると思われるが、『バーナード嬢曰く。』とは違ってアニメ化には馴染まないのかもしれない。
そして午前中に、市内電車と郊外電車を乗り継いでエミフルMASAKIのシネマサンシャインの売店へ急行。映画「君の名は。」のパンフレット第二弾を探したが、生憎、ここでも売り切れていた。もはや永遠に入手できないのだろうか…と諦める暇もなく、直ぐに引き返し、郊外電車と市外電車を乗り継いでJR松山駅へ。昼一時前には今治駅へ到着。
タクシーでユナイテッド・シネマ今治へ。直ぐに売店へ向かい、確認したところ、何という幸運だろうか、ここに在庫があった。早速、「君の名は。」の新パンフレット複数冊を獲得した。一人で何冊も買ってしまうと、下手すれば今週末にも品切れになって多くの人々を悲しませることになりはしないか?ということに購入したあと気付き、この悲しみの連鎖に悩んだが、もう買ってしまったのであるから、あとは大切に読んでくれそうな人に贈呈することのみを考えよう。
折角であるから、何か映画を観て帰ろうと思い、丁度、今話題の映画「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」が一時五十分から上映されるから、これを観てみようか?とも思ったが、「君の名は。」の新パンフレットを入手できたのであるから「君の名は。」を観るしかないと思い直し、入場券を購入。「箱」は先月ここで「聲の形」を観たときと同じ一番シアターで、全席自由席。開始時刻の二時五分まで余裕があったので、ゲームセンターのガチャ置場にカードダス「怪盗ジョーカー謎解きミラクルポーカー」を探しに行ったところ、生憎、既になかった。フードコートで昼食を摂り、映画館のロビーで新パンフレットを読み始めたところで開場の時刻が来たので、珈琲を買い、入場。映画「君の名は。」を鑑賞した(十六回目)。
今日は昨夜よりも感動が深かった。作品の感動は観照する側の心身の状態によって大きく変動することを大いに思い知ることができたのは、「聲の形」と「君の名は。」のために映画館通いを続けてきた成果の一つであるのかもしれない。「ハイ☆スピード!」では常に変わりなく感動できていたのは、通った回数が十回未満では少な過ぎたからか、意外に心身が安定していたからか、それとも作品そのものに調和していたからか。
観終えたあと、映画館の外にいたタクシーで今治駅へ戻り、直後の特急便で松山へ帰った。移動中、新パンフレットを大いに読んだ。