獣拳戦隊ゲキレンジャー第五話

テレビ朝日系。「獣拳戦隊ゲキレンジャー」。主演:鈴木裕樹。脚本:横手美智子。監督:竹本昇。修業その5「ウジャウジャ!どーすりゃいいの?」。
臨獣殿の黒獅子、理央(荒木宏文D-BOYS])は、己が真に全ての術を知り尽くして真に最強になるためには、未だ彼の知り得ない唯一の法「真毒」(まどく)をも習得しなければならないこと、それを唯一知る者が臨獣殿中にいるはずであること、しかるにその者は「真毒」を秘蔵していることを述べた。近臣のメレ(平田裕香)は、崇拝する理央のため、その使い手が何者であるかを必ずや探し出してみせると約束し、先ずは五毒拳に目を付けた。これは臨獣殿の分裂の気配だろうか。
獣拳戦隊ゲキレンジャー中で速度を武器にするゲキイエロー宇崎ラン(福井未菜)が、同じく速度を武器にする「地獄の手数王」臨獣センチピード拳のカデムとの競争に勝ち得たのは、単なる速度だけではなく、むしろ正確性をも追求して地道に修業していたからだった。速いだけではなく正確でもあることというのは何事においても大切なことだ。