仮面ライダーエグゼイド第三話

平成仮面ライダー第十八作「仮面ライダーエグゼイド」。
第三話「BANしたあいつがやってくる!」。
仮面ライダースナイプ=花家大我(松本享恭)が登場。主人公の「天才ゲーマー永夢」こと仮面ライダーエグゼイド=宝生永夢(飯島寛騎)が小児科の研修医で、職場を同じくする仮面ライダーブレイブ=鏡飛彩(瀬戸利樹)が米国留学経験を有する外科のエリート医師であり、病院長の子息でもあるのに対し、花家大我は当の病院を追放された無免許医師。
三人それぞれ存在の仕方が異なり、医師としての姿勢も異なり、ゆえに最初から互いに対立しているが、幸い、「ライダーバトル」に没頭する展開にはなり辛いらしい。なぜなら仮面ライダー同士の喧嘩よりもバグスター退治を優先せざるを得ないから。
ただし、バグスター退治を優先する理由にも違いがある。鏡飛彩と花家大我は、バグスターに反撃されれば自身が消滅させられるかもしれない恐れを知るからだが、宝生永夢は、バグスターに侵されている子供を救いたいから。しかも宝生永夢は、バグスター繁殖の原因がストレスにあることを見抜いたので、子供にストレスをかけないように配慮しながら戦わなければならないと考えることさえもできている。今のところ、宝生永夢は頼りない人物であるかのように設定されているにもかかわらず極めて信頼できる人物になっていて、意外に主人公らしくなっている。