旅行記三/京都アニメーション新社屋一階の京アニショップ!実地店舗の新店舗でハイ☆スピード!豪華グッズ獲得

 旅行記三。
 未明にホテル最上階の大浴場に行って寛いだあと寝て、起きたのは今朝八時頃。九時頃にはホテル食堂へ。宿泊室へ戻る前にホテル内のコンヴィニエンス店に寄って再び「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?一番くじを一回。D賞シネマサイズポストカードが当たった。典道&なずなを描くポスターの絵と、なずな背面の絵と、海上の電車の絵の三枚組を選択。宿泊室で暫し寛いで、荷物をまとめて十一時五分にホテルから退出。京都駅へ。
 今日も休日。遅れてきた三連休の三日目。ゆえに帰るだけの予定ではあるが、折角であるので宇治の京アニショップ!実地店舗へ行こうと思い、駅のコインロッカーへ大きな荷物だけ預けたあと十一時三十七分に出立。奈良線で移動中、車窓から見えた六地蔵の街(「響け!ユーフォニアム」の聖地)は、なかなか立派な街だった。六地蔵の次が木幡。
 木幡駅へ着いたのは昼十二時前。晴天下、駅の歩道橋から眺めれば黄色い建物が二軒。明らかに京都アニメーションの社屋。駅を出れば、左手にやや小さめの社屋一軒。しかし京アニショップ!の新店舗は大きな新社屋にあるはずであるからそこにないと予想し、迷わず右手へ進み、別の道路へ出た直後に大きめの新社屋があり、その一階に実地店舗があった。入ってみれば、なるほど昔の店舗よりも広く、商品も見易く配列されていた。改めて品揃えの大部分(五分の四位?)が「ハイ☆スピード!」と「Free!」のグッズで占められてあることに驚嘆した。そして素晴らしいことに、映画「ハイ☆スピード!」のスペシャルコンプリートセット(定価九千円)とスペシャル複製原画色紙アルバム(定価六千円)が確り売られていた。想像していたよりも大きく、重かったが、今なお通信販売されてはいないはずである中、この機会に買っておくしかないと決断。無事獲得した。玄関脇には京都アニメーションの大イヴェント「私たちは、いま!!」の書籍「私たちは、いま!!!全集」の予約受付を告知する展示。駅へ戻る前に、もう一軒の社屋も見物。
 十二時四十七分に木幡駅を発って京都駅へ。コインロッカーから荷物を取り出し、券売所で新幹線と特急の指定席の券を購入。時間の余裕が生じたので、新幹線の待合室にあるカフェで休憩。「カフェDONカツドン」という洒落たカツ丼で昼食。意外にデカかった。京都駅を発ったのは二時十分で、松山に帰着したのは六時半頃。

 

 

 

 

 

 

 

旅行記二/京都駅地下Porta広場に庭園/本能寺で森蘭丸の刀剣二口/仕事で多大の成果を得る/ヨドバシで休憩/打ち上げ花火一番くじC賞グラス獲得

 旅行記二。
 ホテルで迎えた休日の朝。九時を過ぎた頃に食堂へ行けば、入場の順番を待つ行列があったが、意外に早く入場できた。荷物をまとめて十一時に退出し、同じく京都駅の近くにある今宵のホテルへ荷物を預けてそのまま出立。駅の地下の商店街Portaの広場に仮設された庭園「そらつなぎの庭」(そら植物園)を見物したのち、地下鉄で烏丸御池駅へ行き、寺町通に着いたのは昼十二時頃。仕事の開始時刻まで約一時間半の余裕が生じたので寺町通の本能寺へ入り、宝物館で開催されている展覧会「本能寺信長公の遺品 なぜ信長は本能寺に?」を拝観。森蘭丸の刀剣が二口あって、実に魅入った。宝物館を出たあと、本堂に参拝し、織田信長公の霊廟にも参拝。歴代聖人にも参拝。本能寺を後にしたとき既に一時十五分頃。大急ぎ仕事の現場へ移動した。
 今日は休日ではあるが、二日前の夕方の時点で今日の午後に仕事の予定を入れていて、京都へ来たのもあくまでも仕事のため。ゆえにそもそも遊びのためではなく、休日返上で働くことを前提にして昨日から行動していた。一番の目的地には一時半に入り、想定していたよりも多大の成果を得て夕方四時十五分頃に退出。これだけで終わっても良かったが、一応、次の目的地へ向けて移動を開始。途上、四時二十七分には長州屋敷跡にある京都ホテルオークラの壁面に桂小五郎木戸孝允)の銅像を観た。平成七年三月二十一日、京都桂ライオンズクラブ結成三十周年記念事業として建立された由。あとからここへ来た若者たちの集団は長州屋敷跡について説明を聞いて感激し、内一名の女子が「尊い」と呟いていた。現今流行語「尊い」は、なるほど、このような場面でも使用されるのか。さらに進み、四時四十分、京都三条大橋を渡ったところで高山彦九郎皇居望拝の像を観た。作者は伊藤五百亀。五時の少し前に目的地に着き、ここでも極めて有益な成果を得た。五時三十五分頃にそこを出て、三番目の目的地に行き、挨拶だけ済ませることができた。今回の仕事には三軒の目的地があって、内一軒目だけでも済ませることができれば充分だろうと予定していたが、結局三軒とも一応は廻ることを得たばかりか甚だ幸運にも一軒目と二軒目で予想以上の成果を得ることができた。実に幸運だった。
 六時前に四条通へ出て、タクシーに乗って京都駅に近いホテルへ。ホテル内コンヴィニエンス店で珈琲牛乳と水とバナナとケーキを買い、宿泊室で暫し休憩したあと外出。ヨドバシ京都のゼビオでトレーニング用チューブの類(商品名としてはチューブではなく「ベルト」?)を買い、ヨドバシ一階の屋外の休憩所(所謂オープンテラス、オープンカフェ)のFrigoのバナナミルクで休憩。そういえば今日は昼食を摂る余裕もなかった。流石に空腹だったので地下街Portaの食堂街へ行き、天麩羅で早めの夕食。魚介の天麩羅四種、野菜の天麩羅二種、かき揚げ三種。御飯と味噌汁を頼まなかったのは夜九時以降にホテル食堂で無料サーヴィス夜鳴蕎麦があるから。
 宿泊室では家から持参した無印アロマで寛ぎながらテレヴィを視聴。普段、家ではテレヴィを点けないが、ホテルに泊まればテレヴィを点ける。それで今宵テレヴィを点ければ林修の番組に中島健人が出ていて、さらにリポーター役でマリウス葉も出ていた。十時四十分頃に漸くホテル食堂へ行き、夜鳴蕎麦を食べたあと再びコンヴィニエンス店へ行けば「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の「一番くじ」があったので、絵葉書を得るべく挑戦したところ「C賞」のグラスを獲得してしまった。幸運ではあるが、荷物になるので少し弱ったのも正直なところ。C賞のグラスには三種のデザインがあったが、何れもヒロインなずなを用いたデザインになっている中、唯一、シルエットとはいえ典道の姿を用いたのが青色のグラスだったので、それを選択。
 宿泊室へ戻って再びテレヴィを点ければ、何か楽しそうなアニメが放送されていた。終わりの方しか観ることができなかった。どうやら「ナイツ&マジック」という作品だったようで、心地よい声の主は高橋李依(主演)と菅原慎介だったらしい。
 今回も深夜に大浴場へ行き、露天風呂を独り占めしてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

ユーリ!!! on ICE第一滑走から第四滑走まで4DX第一週/四国初ポケモンストア入場を待つ大行列/旅行記一/京都まで移動のみ

 休日。明日には遠出の仕事があるが、今日だけは大いに休み得る。そこで先ずは今日から始まった「ユーリ!!! on ICE」4DXを観るべく、席を予約した上で八時半頃に外出し、道後から市内電車と郊外電車を乗り継いで古泉駅へ。エミフルMASAKIにあるシネマサンシャインMASAKIへ急ぎ、来場者特典を受け取って入場。入場後にアイス抹茶オレを買った。場内は賑わっていた。
 九時四十分から「ユーリ!!! on ICE」4DX第一週を鑑賞した。
 これは昨年テレヴィで放送されたアニメ「ユーリ!!! on ICE」第一滑走から最終滑走まで全十二話を三回に分けて各回を一週間、4DXで上映するイヴェントの第一週。ゆえに第一滑走から第四滑走まで四話が上映された。第一話のみニコニコ動画の公式チャンネルで視聴していたが、今回これによって第四滑走まで一気に視聴し終えることができた。実に面白かった。劇場で、大画面と大音響で観たことで本来の面白さが一段と明らかになったに相違ない。しかし、かなり濡れた。「劇場版SAO」4DXでは殆ど濡れなかったのに。
 鑑賞後、ロビーのグッズ売場を見れば、パンフレットは無論なかったが、幸い、ガチャが何台かあったので、その内の一台を選んで六回だけ挑戦。普段着姿の登場人物の小さなフィギュアのキーホルダー。ユリオ欲しい!と思っていたところ、最初二回連続で犬のマッカチンだったが、その後二回連続でユリオ、さらに主人公の勇利を経てユリオ。こうしてユリオを三個も獲得。ユリオ(ユーリ)と勇利を揃えることもできたので一応満足した。
 昼十二時前、フードコートは大混雑。もっと混雑していたのは昨日から開店した四国初のポケモンストア。入ってみたかったが、大混雑を緩和するため入場制限が行われていて、入場を待つ人々の行列は彼方まで延びていた。行列に並んだとしても入店できるのは三十分後、否、それどころか一時間後になるかもしれないと思われたので今日は断念。
 少し疲れたので帰ろうと思い、郊外電車と市内電車を乗り継いで道後まで戻り、大型食料品店でカツ丼を買って帰宅。カツ丼を買ったのはそれが「ユーリ!!! on ICE」勇利の好物であるから。しかし劇中で勇利やヴィクトルやユリオが食べていたものとは姿が全く違っているのが残念。
 色々考えた末に、明日の仕事に備えて今日中に移動しておく方が良いと考えるに至り、急ぎ今宵分のホテルを検索して予約し、荷物を整えて夕方四時前に出立。五時三十五分頃にJR松山駅を出て岡山駅を経て京都駅に着いたのは夜九時四十分頃。駅に近いホテルへ入った。明日の夜に泊まるホテルとは別のホテル。どうやら今宵は京都に泊まる人が多いようで、明日のホテルは今宵の宿泊料を三倍位に値上げしているので、今宵は別のホテルを選択せざるを得なかった。しかるに幸い、このホテルにも大浴場がある。入浴してから寝てしまおう。
 ところで。
 (大浴場から帰着後に以下を追記。)
 大浴場に行ってみれば、深夜にもなお利用者が多く残っていた。そして浴室に入るや何だか不快に感じた。利用者が多かった結果だろうか。ここで入浴すると身体が汚れるのではないのか?と不安にもなったが、入ってみれば湯は心地よかった。もちろん浴後に再び入念に身体を洗った。それで浴場を出ようとした瞬間、下駄箱に置いておいた宿泊室用スリッパがなくなっていることに気付かされた。床には何足かスリッパが脱ぎ散らかされてあったので、誰かが間違えたのだろうとは思った。しかし床と下駄箱を間違えるのだろうか。自身がどこにスリッパを置いたのかを憶えていなかったのだろうか。他人のスリッパを履くことを不快に感じないのだろうか。そもそも浴場内に残っている人数よりも残されているスリッパの数量が遥かに多かったのはどういうことか。実に謎でしかない。推測するに、下駄箱に置いたスリッパを盗まれて途方に暮れた人々が仕方なく裸足で退出してしまった結果、床に脱ぎ散らかされたスリッパが余計に残されるに至ったのではなかろうか。実際、吾人もまた他人のスリッパを履こうという気になれなくて、仕方なく裸足で退出し、廊下を歩き、宿泊室まで戻るしかなかった。

 

 

 

 

マギ-シンドバッドの冒険第十五巻&マギ第三十五巻

 懸案の遠出の仕事の計画を決めて少し安堵。夜七時から南堀端と西堀端の接点なる店で小会。九時半頃に散会し、電車を上一万駅で降車して大学近い食料品店でバナナを買って帰宅。
 そして深夜、先日購入しておいた大高忍原作/大寺義史漫画『マギ シンドバッドの冒険』第十五巻と大高忍『マギ』第三十五巻を二冊まとめて一気に読んだ。
 大高忍原作/大寺義史漫画『マギ シンドバッドの冒険』第十五巻。
 これは大冒険の途上にあり、しかも大冒険における最悪の事件が生じる直前であるのだろうことは、『マギ』における当事者等の発言から予想される。ゆえに今のところは何か希望があるかのように感じさせる描写もあり、動きも流れもあってそこに楽しみもあり得る。
 大高忍『マギ』第三十五巻。
 これが物語の終焉へ向かいつつある局面であることは今までの流れから感じられるし、なるほど、もはや物語には何の広がりもなくなっている。今までの物語を彩ってきた大勢の人々には出る幕もなく、登場人物は少数に絞り込まれている。ここに残っている数人が真の主人公たちだったのであると云えるが、困ったことに主人公たちは延々議論を続けているに過ぎない。議論、討論で話を続けるのは『マギ』と『マギ シンドバッドの冒険』が共有する性格ではあるが、この第三十五巻は本当に議論、討論しか描いていないと云うも過言ではない。その議論には言葉遊びの面白味があるが、ドラマがあるとまで云えるかどうか。作者自身には結末が見えているのだろうか。本当に不思議な物語になっていると改めて感じる。

惜しかった日

 大連休を作ろうと思えば作り得た中、色々遠慮していた所為で作り得なくなった結果の、このところの普通の出勤日の中の一日。こうした条件は疲れを加速させるのかもしれない。帰宅するや急に眠くなった。

twitterに載せた典道論を転載

 昨日ここに書いた「打ち上げ花火」典道論をtwitter上にも別の趣旨に書き直し、六回に分けて載せたので、ここにも録しておく。
*****(以下、六回分をそのまま転載)*****
 昨夜「打ち上げ花火」を鑑賞したので改めて典道の「エロい」魅力の所以をここに記しておきたい。長文になりそうであるので数回に分割。
 典道の魅力の真相の露頭は馬車と城の場面にある。あのとき典道は王子であると同時にマギでもあった。このマギはガラスの靴を履かせる代わりに、ガラスの馬車が空を駆けてガラスの城をめぐる世界を創造した。
 しかし興味深いことに、なずなもまたチェネレントラであると同時にマギでもあったろう。冴えない典道を勇敢な王子に仕立てたマギに他ならない。
 チェネレントラであると同時に王子又は王女でもあり、マギでもあるという多面性を、なずなと典道は共有していた。しかし、なずなが普段から美少女として輝いているのに比して、典道の美しさは誰にも気付かれない。
 その意味で典道の多面性の方が深い。そしてチェネレントラ(シンデレラ)の形容には一段と相応しい。
 なずなが自身の魅力と価値を自覚できているのに比して、典道が自身の魅力にどこまでも無自覚であり、その美しさも官能性も天然そのままである点も含めて、なずなよりも典道こそが「エロい」と云える所以がそこにある。
*****(以上、六回分をそのまま転載)*****

 

 

 

 

 

 

道後温泉本館の近辺の古い銅像と最近の動物/味噌汁ではない何か

 休日。朝遅くまで寝ていたが、宅配便の配達があった起こされた格好。夜にも、夕食の準備中に宅配便の配達があったので慌てた。朝の荷物はYahooオークション落札品で、夜の荷物は「日本の古本屋」で発注した幕末の版本三冊揃。
 その間の午後、芳香の蝋燭を買うべく古泉へ行こうか衣山へ行こうか思案しながら先ずは道後の大型食料品店の中にある写真店へ行き、用事を済ませたあと、何となく道後温泉本館の方角へ。
 道後温泉本館に近い冠山の上の端には塩田岩治の胸像あり。像の台座に刻された碑文によれば、この人は利根ボーリング社長で、昭和三十一年、泉量乏しかった道後温泉の増湯に成功し、翌年、道後温泉の各旅館に待望の内湯を実現。その功績によって昭和三十三年三月、この銅像が建立された由。作者が西条市出身の彫刻家、伊藤五百亀であることは像の背面の署名から判る。奇妙なことに、像と台座では表裏の方角が正反対。像の正面の下には台座の背面の碑文があり、像の背面の下には台座の正面の題字がある。云わば、台座は冠山から街を眺望しているのに対して、像は街に背を向けている。何故だろうか。
 冠山に設置されていた謎の小屋は消えていた。そしてその麓の、道後温泉本館の裏の道路の向こう側でも、謎の電柱が消えて、謎の動物が出現していた。(消えたのは山口晃の作品で、出現したのは三沢厚彦の作品。前年度の道後アートから今年度の道後アートへの交代。)
 気付けば既に夕方だったので、古泉へ行くのを止めて徒歩で衣山へ。家具店で買物を済ませて引き返し、本町の大型食料品店でバナナとブロッコリーと豆腐と鮭を買って、徒歩で帰宅。ブロッコリーとキノコを微塵に刻んでワカメと豆腐と鮭と一緒に煮込んで味噌汁にしてみたら、シチューみたいな何かになった。