離婚弁護士スペシャル

フジテレビ系ドラマ「離婚弁護士スペシャル」を途中から見た。脚本家は昨年春と同じく林宏司だが、出演者の一部が変更された。ミムラに代わり井上和香を起用し、渡辺いっけいをも加えたようだ。玉山鉄二との組み合わせでは気の強そうなミムラが丁度よかったと思えるので少々残念だった。主人公の元恋人の役に佐藤隆太を起用していたのも余り効果的ではない人選かと思われた。また、後半は舞台を米国ニューヨークへ移したが、その意味が全くないわけではなかったにせよ、その必要性は弱かった。強いて云えば押尾学の英会話能力の発揮には必要だったということか。なお、最も驚かされたのは押尾学の容姿についてだろうか。顔立ちに全然キレがなかったし、長髪も似合ってなくて却って髪が薄いようにしか見えなかった。
四月Bunkamuraシアターコクーンにおけるアーノルド・ウェスカー作(小田島雄志改訳)、蜷川幸雄演出、成宮寛貴主演の舞台「KITCHEN キッチン」に準主演で出演する予定だった松尾敏伸は降板したらしい。彼と成宮寛貴との組み合わせは興味深いものになると期待されたが、実現しなかったのか。