新・科捜研の女2005

テレビ朝日系ドラマ「新・科捜研の女」。沢口靖子主演。
第二話「vs文化財Gメンの女!」。もちろん面白かったが、気になったことが二点。(1)国宝・重要文化財の指定に際しては所蔵者側からの申請が必要で、政府側が一方的に指定することはできない。(2)国宝・重要文化財の所有者には当該文化財を一般公開する義務があり、従って寺院が蔵品の重要文化財を「見世物」にすることはむしろ或る程度までは推奨されることでさえある。というわけで、「文化財Gメン」と呼ばれる技官の麻生早紀江(田中美里)がもし己の職務を真に理解していたなら今回のような事件はそもそも発生し得なかったはずであると云わなければならない。
さて、京都府警察本部科学捜査研究所、通称“科捜研”の法医学研究員、榊マリコ(沢口靖子)の仕事仲間、京都府警察本部刑事部捜査第一課の土門薫(内藤剛志)の部下として木佐貫直巳(森本亮治)が登場するのは再来週の第四話からだろうか。