仮面ライダー響鬼第46話

テレビ朝日系“スーパーヒーロータイム”ドラマ「仮面ライダー響鬼」。細川茂樹主演。四十六之巻「極める鬼道」。
葛飾柴又の甘味処「たちばな」の正月の風景。それに先立ち大晦日の夜には小暮耕之助(布施明)に随行してNHK紅白歌合戦に出演したヒビキ(細川茂樹)は、明けて元日の朝、イブキ(渋江譲二)・立花日菜佳(神戸みゆき)・立花香須実(蒲生麻由)・安達明日夢栩原楽人)と桐矢京介(中村優一)を連れて近所の神社へ初詣。そのあと店に戻り立花勢地郎(下條アトム)を囲んで雑煮で朝食。桐矢は雑煮の早食い競争を明日夢に持ちかけ、明日夢も挑発に乗ったが、ヒビキに「無駄な勝負は必要ないぞ」と諭されて大人しく止めた。直ぐ挑発に乗る明日夢に比べると、かつてオロナミンC早飲み競争の挑発に乗らなかった天美あきら(秋山奈々)は大人だった。
そして新学期。修業に専念したかった桐矢は城南高校退学を決定。教室での別れの挨拶のとき、思い切り格好付けて、将来を決めることの必要性を級友皆の前で力説してみせた桐矢。ところが、退学の話を聞いて驚いたヒビキは退学を取り消すよう諭し、桐矢も「そんな…今さら…」と嘆きながらも同意。翌朝には復学した。明日夢は驚いていた。皆に笑われて恥をかきながらも「修業だ…これも修業なんだ」と耐えた。
そして放課後、明日夢と桐矢の二人はヒビキ門下での特訓。桐矢は着実に体力を付け、明日夢に追い付きつつある。しかも特訓のとき以外にも桐矢は一人で泳いだり走ったり懸垂したりして地道に鍛えていた。もともと孤独に耐えて努力するのは彼の得意分野なのだ。文化系少年が大人になってから体を鍛え始めてマッチョになるのにも似ていようか。それにしても、明日夢を惑わせる持田ひとみ(森絵梨佳)の「パネルシアター」問題。次週には決着を見るのだろうか。