トップキャスター第六話

フジテレビ月九ドラマ「トップキャスター」。坂元裕二脚本。佐藤直紀音楽。主題歌=Sowelu「Dear friend」。現王園佳正プロデュース。フジテレビドラマ制作センター制作。七高剛演出。第六話。
究極のニュースキャスターと称される桜井尚樹(東幹久)がライヴァル放送会社のニュースキャスターとして登場。伝説のニュースキャスターと称される椿木春香(天海祐希)の積年のライヴァルでもあり、今回、スクープ合戦の宣戦を布告してきた。その戦場に選ばれたのは四方田代議士(大林丈史)の長男の傷害事件が権力によって揉み消されたとの疑惑。これに関し、報道各社宛に告発メイルを送信した被害者当人と自称する佐野(弓削智久)への取材の権利を賭けて両名は何故かビリヤード対決。そこに颯爽と現れた椿木の上司、結城雅人(谷原章介)。ちなみに東幹久と谷原章介が対決するのは昨年「ごくせん」で恋敵の役を演じて以来とも云える。そこにおいて生瀬勝久が東幹久の上司役だったのは云うまでもない。
今宵このドラマにおける柄の悪い若者を演じた弓削智久。彼は現在「仮面ライダーカブト」では官僚機構の最上層に位置する武官を演じていて、それは年齢不詳と云うか若さの欠片もない役柄なのだが、今宵は柄の悪い若者を演じていて、確かに若者にしか見えなかった。しかも昨年「H2」では中村友也とともに高校球児を演じていた。年齢に関して変幻自在の感がある。