ブスの瞳に恋してる第七話

フジテレビ系(関西テレビ制作)ドラマ「ブスの瞳に恋してる」。鈴木おさむ原作(マガジンハウス刊)。マギー脚本。住友紀人音楽。主題歌=倖田來未恋のつぼみ」。挿入歌=MIYUビューティフル・マインド」。オープニングタイトル&キャラクターデザイン=村上隆カイカイキキ)。重松圭一関西テレビ)&平部隆明(ホリプロ)プロデュース。ホリプロ制作協力。阿部雄一演出。第七話。
辛いことは束になって攻めてくる。経験的に云ってそれは確かに真実だ。しかるにそれは何故だろうか。里中花子(室井滋)が述べたように、ドン底まで落ちることが必要だからだろうか。ともあれ太田美幸(村上知子)は恋に破れ、芸能事務所を解雇され、東京に留まる意味を失い、これまで生活の資を得ていた「どすこいラーメン」からも去ることにした。清水浩太(加藤成亮)はどこまでも太田美幸に優しかったとはいえ、引き止めるような言を発することはなかった。それは正しかったに相違ない。高崎の実家に戻って来た太田美幸に、太田義男(渡辺哲)が何も理由を訊かなかったのに通じるだろう。
竹田武(大森南朋)の部下の一人、ADの吉田幸佑が小柄ながらも大変な美男子で目を惹く。演じるのは吉本興業J-POPユニット「RUN&GUN」の米原幸佑。「http://mycasty.jp/rungun_yonehara/」「http://www.runandgun.jp/index.html」。