弁護士のくず第八話

TBS系ドラマ「弁護士のくず」。井浦秀夫原作(小学館コミック「ビッグコミックオリジナル」連載中)。きだつよし脚本。主題歌=hitomi「GO MY WAY」(LOVE LIFE RECORDS)。梅堀淳音楽。本山信二郎(総合法律事務所あおぞら)法律監修。貴島誠一郎&橋本孝&川西琢プロデュース。ドリマックステレビジョン&TBS製作。今井夏木演出。第八話。
弁護士のクズこと九頭元人(豊川悦司)の作戦は揺るぎなく明晰だった。湯川みちる(石田ひかり)が近所の主婦連の間に「主婦売春」の噂を流されている件について、それが事実無根であるかどうかを問うことなく、あくまでもその噂が保住京子(深浦加奈子)により流されたものであることの証明のみに努めた。依頼の内容から云っても法の領分から云っても、それ以外の道などあり得なかったに相違ないが、人はどうしても「潔白」の証明をこそ願望してしまいがちなのだ。
今回登場した秋野美月(村崎真彩)の担任教諭。演じていたのは青木伸輔。また脚本を手がけたのは「仮面ライダー響鬼」前半の脚本家でもあった劇団「TEAM発砲・B・ZIN」主宰きだつよし