月九のだめカンタービレ第六話

フジテレビ系。月九ドラマ「のだめカンタービレ」。第六話。
原作:二ノ宮知子のだめカンタービレ』(講談社「月刊Kiss」)。脚本:衛藤凛。音楽:服部隆之。主題曲(序曲):ベートーフェン「交響曲第七番イ長調op.92」/(終曲):ガーシュウィンラプソディー・イン・ブルー」。プロデュース:若松央樹清水一幸。制作:フジテレビドラマ制作センター。演出:谷村政樹。
学園祭の盛り上げ役としてはそれなりに好評だった「Sオケ」を解散し、もっと本格的な、新たな学生オーケストラを結成するため動き始めた。それを決意した千秋真一(玉木宏)は三木清良(水川あさみ)の助力を得て各校から実力ある学生演奏家を結集。その最初に呼び出されたのがオーボエの黒木泰則(福士誠治)、ヴァイオリンの木村智仁(橋爪遼)、チェロの菊地亨(向井理)、そして奥山真澄(小出恵介)。
解散の大宴会には大河内守(遠藤雄弥)も最初から最後まで参加していた。中島みゆき作詞作曲「地上の星」について「これは俺様のテーマソングなんだよ」と語り、玉木圭司(近藤公園)&橋本洋平(坂本真)コンビが千秋真一を笑いものにするためカラオケで「地上の星」を歌わせようとしたときマイクを奪い取って代わりに歌おうとしたものの、奥山真澄をはじめとする女子たち皆の大顰蹙を買い、倒され飛ばされて物を投げ付けられていた。このとき鼻血を出したらしく、ゲームセンターで「太鼓の達人」に挑戦しようとするときには鼻に止血のための紙を詰めていた。どうやら「地上の星」への彼の愛着には強烈なものがあるようで、「太鼓の達人」でもその歌が流れてきたことで嬉しそうな笑顔だったが、ここでも奥山真澄に投げ飛ばされてしまっていた。二度の作戦失敗で悔しそうな表情の玉木圭司&橋本洋平コンビの背後で大河内守も悔しそうな表情をしながら奥山真澄の太鼓打ちの妙技を眺めていた。でも作戦失敗の第一原因は大河内守なのだ。
次週から新展開に入るので大河内守の出番は一応は終了だろうか。残念なことだ。