特急田中3号第五話

TBS系。金曜ドラマ特急田中3号」。第五話。
脚本:橋本裕志。音楽プロデューサー:志田博英。音楽:仲西匡。主題歌:KAT-TUN「喜びの歌」(J-One Records)。鉄道監修:南田裕介。制作:TBSテレビ。演出:平野俊一
メーテルこと目黒照美(栗山千明)が田中一郎(田中聖KAT-TUN])の家に来て料理をしていた。意外な展開だったが、それを出来した事情は必然そのもの。(1)目黒照美は、道で困っていた高齢者を見かけ、直ちに救いの手を差し伸べた。何時ものことだ。(2)しかるに高齢のその女性、かなり楽しい人物で、目黒照美の優しさに感激して一気に仲よくなり、友人として自宅に招いた。この女性が田中一郎の祖母、田中ハル(吉行和子)だったのだ。この流れに不自然な点は微塵もない。これまでの物語を踏まえるなら全て首肯できる。しかし結果だけ見れば意外な展開。そこが面白かった。
暁星商事では、巻田譲治(海東健)が目黒照美に急接近。それを目の当たりにした加藤美晴(大河内奈々子)は、両名の間を引き裂くため、田中一郎に奮起を促した。もっと確り目黒照美を惹き付けて繋いでおけ!と。決して卑劣な妨害工作には出ようとしないのがよいところだ。