松山祭イケメン連CLIMAX2007

帰宅後、松山祭の第三夜、「野球拳踊」を見物するため大街道へ。しかし夜七時頃の時点で雨が降り出した。流石に中止か?と心配しながら行ってみれば普通に踊が行われていたが、流石に各団体(「連」)の登場時間は全体的に遅れ気味のようだった。「イケメン連」は今年も頑張っていたとは思うが、他の団体が粗野なまでに派手に盛り上げてきた中では少々地味に見えてしまったのも確かだ。実のところ「イケメン連」は細かなところにまで工夫を凝らしていて、例えば、衣装や小道具にも優れた素材を選んでいるし、太鼓や尺八の演奏家や歌手にも一流の人々をわざわざ東京から招いているし、踊の振付が平易であるのも恐らくは観客にも気軽に参加してもらうための配慮なのだろうと推察される。他の団体よりも構想は確りしているのだと思う。でも、どうしても地味に見えるし、踊も上手くはない(というか下手である)上、誠に遺憾ながらイケメン度も低い。毎年この季節、都会から帰省したと思しい少年たちが大街道の近辺には散見されるが、普段の松山では見かけないようなセクシーな服装をした彼等は、「イケメン連」を見物する大観衆の中でも光彩を放ち、「イケメン連」の誰よりもイケメンに見えてしまう。伝聞するところ近年「イケメン連」には各方面からの「ゴリ押し」が多々あり(しかも「企業団体推薦枠」以外で)、主宰氏にとって納得ゆかない連中をも加入させざるを得ないことが少なくないらしい。どこにでもよくあることだが、困ったものだ。
さて、「イケメン連」公式サイト(http://www.ikemenren.com/)では今年も「イケメン王座決定戦」を開催しているが、私見では断然、投票番号一番の山中成晃が一番イケメンであると思う。ゆえに一票を投じておいた。
同所に「IKEMENREN CLIMAX2007」とある。今宵、千舟町通に設けられた松山祭「野球拳踊」の審査席におけるアナウンスでも「今年が最後の出場」であると云われていた。今年で終わるとは残念なことだ。