受験の神様=最終話

日本テレビ系。土曜ドラマ「受験の神様」。
脚本:福間正浩。音楽:池頼広。主題歌:TOKIO「本日、未熟者」[作詞&作曲:中島みゆき]。演出:岩本仁志。第十話=最終回。
梅沢広(長島弘宜)は早田中学校の入学試験には不合格。しかし野球選手としての力量を買われて補欠合格を果たした。野球少年として野球の強豪校に憧れるのであれば勉強よりも野球の腕を磨くべし!という余りにも当たり前の(第一話の放送後、既にここにも書いた)結論に達したような格好。しかし梅沢広は夏から冬までの間、野球の練習を中断して受験勉強に専念してきた。それなのに結局、野球の腕を買われ得たのか。そんなにも抜きん出た野球選手だったとは知らなかった。その辺のことをもっと確り描いておいて欲しかったものだ。
受験の神様と云われた中学生、菅原道子(成海璃子)は、入学を予定していた米国の大学を断って應林中学校から同高等学校へ進み、殆ど唯一の大親友、和田沙織(石橋杏奈)と一緒に普通の高校生活を送り始めた模様。相変わらずロボット風の語り口の、普通ではない菅原道子に対し普通に語りかける和田沙織。なかなか楽しい二人組と云えるかもしれない。