仮面ライダー電王第三十八話

テレビ朝日系「仮面ライダー電王」。田粼竜太演出。第三十八回「電車の中の電車王」。
デンライナーオーナー(石丸謙二郎)と競技をしていた瓜二つのライヴァルである駅長(石丸謙二郎)は、競技中にも駅の機能を動員していて、カイ(石黒英雄)の陰謀によって暴走中だったゼロライナーとデンライナーの行方を捜索していた。単に遊んでいただけではないのだ。行方を探し当てたあと、駅そのものが巨大な最強の電車=「キングライナー」と化して走り、制御も効かず暴走していた二つの列車を駅の構内に強引に飲み込み、無事に停車させたところが最高に面白かった。
不気味なカイと強い獅子イマジン一家を相手に武器もなく対峙していた野上良太郎佐藤健)と桜井侑斗(中村優一)の前にデンライナーが到着し、良太郎に対しコハナ(松元環季)が武器を、モモタロス(声:関俊彦)等が力を与えた瞬間もよかった。暴走を止めたデンライナーの食堂車内ではコハナやナオミ(秋山莉奈)やモモタロスやウラタロス(声:遊佐浩二)やキンタロス(声:てらそままさき)が復旧のため働いていたが、同じ頃、ゼロライナー車内ではデネブ(声:大塚芳忠)が忙しかったに相違ない。侑斗は手伝ったのだろうか。