明石家サンタ

深夜、「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2007」を見ているが、吉本興業所属の芸人からの電話を受け付けるのは、司会者がその芸人について私生活のことまで知っていてそもそも話を聴く前から同情的であるという点から云って公正ではないと思われる。実のところそうした芸人の「不幸話」というのは当事者たちが思うほど不幸ではないし、面白くもない。面白がっているのは殆ど明石家さんまだけではないかとさえ思えてくる。
他方、山中秀樹の「フジテレビから独立して以降、日本テレビやTBSやテレビ朝日からは仕事の依頼が来るのにフジテレビからは一切ない」という不幸話には生々しさがあって興味深かった。東国原英夫宮崎県知事が、商品の一つに宮崎県産品が取り上げられていることへの感謝を述べるべく芸能人用ダイヤルで連絡をかけたところ、県知事であることを証明できるか?と云われ、仕方なく一般会計について説明したというのも興味深かった。実際、この生放送番組に電話をかけてくる有名人に関し、番組側はその真偽をどのように判定しているのだろうか。