月九イノセントラヴ

フジテレビ系。月九ドラマ「イノセント・ラヴ」。
脚本:浅野妙子。音楽:菅野祐悟MAYUKO。主題歌:宇多田ヒカル「Eternally-Drama Mix-」。プロデュース:中野利幸。演出:遠藤光貴。第六話。
瀬川昴(成宮寛貴)の回想があった。彼の回想によると、遠野聖花(内田有紀)は長崎殉也(北川悠仁[ゆず])との結婚の直前、それを面倒に思っていた。殉也の愛を重いと思っていた。聖花は本当は殉也を余り愛してはいなくて、むしろ昴を愛していたらしい。そして昴は、そんな聖花を悪い女だと思い、憎んでいた。これが今宵のドラマの明かした殆ど唯一の新事実だが、これまでの話から概ね予想されていたことではあった。その意味で今宵の第六話には殆ど進展はなく、新事実と云える程のものも出てきたわけではない。唯一の変化は聖花が所謂植物状態から目を覚ましたことだが、それに先立ち、秋山佳音(堀北真希)が殉也の邸宅に住み込み始めるということがあり、それが聖花の目覚めに伴って次回以降、佳音の惨めさをさらに強調することになるだろうことを予想させる。