東京DOGS第四話

フジテレビ系。月九ドラマ「東京DOGS」。第四話。
堀川経一巡査(勝地涼)が数秒間は何時になく刑事らしい大活躍を見せた。大学食堂で犯人の大山哲平(細田よしひこ)の一味を相手に派手な大立ち回りを繰り広げたが、多勢に無勢、やがては逆に抑え付けられてしまった。彼の取るべき道は親しい同僚二人の携帯電話に連絡することではなく警視庁特殊捜査課の固定電話に連絡することだったはずだ。同僚に連絡が付かぬと知るや自ら一人で現場へ急行するに至ったのは、彼が経験の足りない新人だからか、馬鹿だからか。痛恨の失策と云わざるを得ない。
ところで。
薬物なしでは生きてゆけないらしいマンモスラリピーこと酒井法子被告に対して裁判官が主文を復唱させたのは「執行猶予のことを忘れるな」と云いたいのだろう。この復唱のことを報道で聴いてダチョウ倶楽部を連想した不謹慎な者は少なくないのではないだろうか。熱湯に臨んで上島竜兵が周囲の芸人衆に「押すなよ」と云うのは「押してくれ」の意に他ならない。