GOLD第五話

フジテレビ系。木曜劇場「GOLD」。第五話。
このドラマにおいて早乙女洸(松坂桃李)が水泳選手として五輪の金メダルを目指しているという設定は、事実上、彼の裸を見せるための手段に他ならない。水泳選手であること自体に何の必然性も意味もないことは、同じく金メダルを目指していた弟の早乙女廉(矢野聖人)や、金メダリストである父の明石辰也(寺島進)が水泳選手ではないことから明白だ。実際、早乙女洸の出番のかなりの部分は屋内プールを舞台にしている。
これまでの四話を通してプールにおける彼は主に後姿で捉えられていて、その逆三角形の背中、しなやかな腰の美しさは一瞬の映像のみによっても観者を魅了し得たが、今宵の第五話ではその正面の姿が大いに映されたところ、胸の肉付が思いのほか乏しかったのに加えて乳首が余りにも小さかったのは残念だった。男子の場合でも肉体の美を構成するためには乳首の大きさも一定のバランスにおいて必要であるのだと思う。