英国BBCヘンデル特集におけるアレッド・ジョーンズ

今宵、Youtubeで「BBC Proms 2007 - Handel」と題された動画を視聴した。この題に云う通り、英国BBCの提供する音楽イヴェントをBBCで放送した番組であるようで、ヘンデル組曲「王の花火の音楽」や「二つの合奏体のための協奏曲」第二番を、巨大で豪奢な会場で盛大に演奏していて、生演奏ならではの、トランペットの音の外れ具合も含めて楽しめるが、最も驚かされたのは、番組の司会をつとめるのが昔ボーイソプラノの天才として活躍したアレッド・ジョーンズであること。
否、このアレッド・ジョーンズが往年の天才ボーイソプラノ歌手のアレッド・ジョーンズと同一人物であるのかどうかを知らないのだが、往年のアレッド・ジョーンズはもともとヘンデルのアリアをよく歌って名を馳せた人であるから(彼の出演したヘンデルの宗教歌劇「アタライア」のCDを吾も今なお愛聴している)、ヘンデル演奏会の司会者には相応しいし、顔も同一人物と感じさせる。
http://www.youtube.com/watch?v=IqkumPi43SI」。