中川大志日記/世界一周

夜十時や十一時に急激に眠くなる生活は、今や異例ではなく通例と化してきているのかもしれない。今宵も殆ど強制終了を経て起きたのは翌朝四時。
ところで。
昨年のテレヴィドラマ「家政婦のミタ」で、阿須田家の長男「カケルちゃん」こと阿須田翔を演じて人気を得て、今年も一月から三月にかけて「13歳のハローワーク」で重要な役を演じた俳優、中川大志の、携帯電話用サイト「ビジュアルボーイ」内に開設された日記には本日八月三十一日付の記事が公開されている。
彼にとっては夏休みの最後の日。学校の宿題、テレヴィドラマ「GTO」撮影、そして今週からは生放送の再開した朝のテレヴィ番組「おはスタ」への出演もあって大いに働いた一週間になったらしい。夏休みの宿題は無事に完了し、安堵しているとか。二学期には合唱祭をはじめ色々な学校行事もあるので思い切り楽しんで良い思い出を皆と作りたいと述べている。テレヴィドラマ「GTO」の仕事では現在、ついに最終回の撮影が進行中で、寂しい気持ちもあるものの暑い中で頑張りたいと決意を表している。
毎週火曜日の朝の生放送の(というよりは、約一ヶ月間の夏休み期間から開けて今週から生放送を再開した)テレヴィ番組「おはスタ」では、七月下旬にこの番組における「夏休みの目標」として宣言した「けん玉で世界一周の技を成功させる」という課題に取り組んできた一ヶ月間の成果を披露して、結果、「無事世界一周を成功させる事が出来ました」と報告している。他の色々な仕事の現場等でも休憩時間を活用し暇を見付けては練習に励んできたので「もう嬉しくて嬉しくて泣きそうになっちゃいました」と喜んでいる。
日記の最後に掲載されている画像は、多分、「おはスタ」の楽屋で、喜びを噛みしめている姿を捉えたものだろうか。