重陽後一日/深夜の雷鳴

九月十日。重陽後一日。「天神様」(天満大自在天神)の「菅家」こと菅原道真の秋思詩を想起しないではいない。「丞相 年を度りて幾たびか楽しび思へる。今宵は物に触れて自然らに悲む。声寒ゆる絡緯は風の吹く処。葉の落つる梧桐は雨の打つ時。君は春秋に富み臣は漸くに老いにたり。恩は涯岸無くして報いむことはなほし遅し。知らず この意何れにか安慰せむ。酒を飲み琴を聴き、また詩を詠ぜむ」。
そして本日は休日。朝十時頃に起きて、かなり怠惰に過ごして、午後には少し外出しようかと思ってはいたものの、油断して寝てしまい、起きたのは夕方六時二十分頃。漸く外出して近所のコンヴィニエンス店へ行き、Amazon.co.jpから届いていた田能村竹田の画集を受け取って帰宅。
深夜、またしても雷が鳴り出した。そろそろパソコンを閉じよう。