昼食を抜いてでも急ぐ

出勤。朝から急遽、大至急の資料作成を管理職から依頼され、しかも何としても本日中の、なるべく早めにそれを上級の管理職へ提出しなければ大いに困ることになる由を執拗に訴えられたので、事実上、昼食を摂る暇も与えられないような格好で、苛立ちを抑えつつ仕事に従事。約六時間かけて完了した。昼食を抜いて業務を完了させた吾に対して近隣の席の人からは親切にもカップ麺の提供の申出があったが、既に夕方に至り夕食前であるので遠慮申し上げ、幸か不幸か、今朝は何となく虫の知らせがあったとでも云うべきか家から「筍の里」と「茸の山」を携えてきていたので遅めの昼食替わりにそれを食べて過ごした。しかるに資料を完成させても管理職の不在に伴い提出は遅れ、急いだ効果は薄かった模様。
ともあれ、昼食を抜いても大して支障ないらしいことを自覚し得たのは必ずしも悪いことではなかったのかもしれない。近隣の食堂の大混雑に苛立つよりは余程よいのではないかとさえ思えた。朝食を確り摂っていれば昼食を抜いても大丈夫と心得よう。