テレヴィ雑誌記事-警部補矢部謙三2

先日発売の雑誌「TVガイド」二〇一三年六月七日号。
七月から始まるテレヴィドラマ新番組について概要を報じる特集があり、これによると、金曜の深夜に「警部補　矢部謙三2」が放映されるらしい（13頁）。このことは「ザテレビジョン」第二十二号の21頁でも報じられていたが、見落としていた。金曜ナイトドラマ「警部補　矢部謙三」全六話が放映されたのは平成二十二年（2010）の四月から五月までの間のことで、三年も前のこと。そのとき事件の解決で大きな役割を果たしたのは庶務係の桂美晴（貫地谷しほり）と桜木健一郎（鈴木浩介）だったが、来る七月から始まる続編では両名が消えて、代わりに、矢部謙三（生瀬勝久）の殉職を期待する警視総監として御手洗ちかお（大和田伸也）が登場すると同時に、その愛娘の御手洗未来（畠山彩奈）が矢部謙三の捜査を支援する役割を担うことになる模様。
大和田伸也は平成十七年（2005）十一月十三日に放映された「日曜洋画劇場」特別企画「トリック新作スペシャル」において三田日吉大学教授の福澤慶を演じた。「占いで御もてなし！裏も表もありません」と唱える「暗黒厄年」の占い師、緑川祥子（名取裕子）によって過去の罪を暴かれ、成敗されたが、最期の倒れる瞬間まで面白い姿を見せ続けたのは記憶に新しく、今回は犯人側から警察側へ転じて待望の再登場。
福士蒼汰の連載「福士蒼汰のフクシゴト　お仕事A to Z」。第二回「B」は「BODY」で、体を鍛えることに普段から取り組んでいる彼は、果汁百％のジュースを選んだり外食でも野菜を大切に摂ったり食生活にも気を遣うようになったらしい（95頁）。この連載のある頁の下半分には雑誌「HERO VISION」第四十八号の広告が掲載されていて、その表紙の写真では、無表情で直立する白石隼也に前山剛久が笑みながら強引に絡みついて密着している。「仮面ライダーウィザード」の操真晴人とソラとの関係を知らない人には意味の解らない写真だろう。
そして高橋颯の写真が驚くべく格好よい（108頁）。
先週の月曜の夜、橋田寿賀子ドラマ「橋田壽賀子ドラマ渡る世間は鬼ばかり」二〇一三年の前編が放映されたようだが、把握していなかったので見逃した。次の月曜に後編が放映されるので（44頁）、見逃さないように気を付けておこう。