伊予西条行

休日。朝十時半頃に家を出て、道後商店街を歩いたのち道後温泉駅からJR松山駅へ。駅のウドン店で昼食。昼十二時半頃に伊予西条駅へ到着。
西条市立西条図書館の玄関前にある銅像「途」を見て、屋根付の商店街を抜けて、途中にも銅像「噺」を見てから西条市五百亀記念館へ。西条市公立学校所蔵の美術品等を集めた企画展を見物。武田耕雪が大正末期に大正期「細密描写」を試みた静物画と、佐伯量良の、古代の楽人が箏を奏でている姿を表した昭和期「古典主義」風の塑像に大いに心惹かれた。一階の展示室には伊藤五百亀の「崖」「水の精」「うたかたの譜」「渚」「時」「壁」「悠」「瀬戸の海」「正岡子規座像」等の作品あり。ここにある中では「崖」と「悠」と「時」を最も気に入っている。
夜、JR伊予西条駅へ行ってみれば松山行の特急列車が発ったあとだった。仕方なく周辺を散歩し、夕食を摂ってから出立。松山駅までの間、殆ど寝ていた。帰宅したのは十時頃。夜、大根を煮始めたが、これを食べることができるのは明日の何時頃になるだろうか?と思っている内に眠くなり、起きたのは翌朝八時半頃。ゆえに十一月五日午前十一時に記之。