旅行記四/東京国立博物館建仁寺展

旅行記四。
出張先から帰る日だが、急いで帰る必要はないので、朝十一時頃にホテルを引き払い、浅草駅から上野駅へ移動し、JR上野駅のコインロッカーへ荷物を預けて、上野恩賜公園へ。桜が咲き始めているのを遠くから眺めながら、東京国立博物館へ。
同館の平成館で今月二十五日から始まって五月十八日まで開催されている特別展「栄西建仁寺」を観照。一通り見終えて、平成館の一階で「栄西建仁寺」に関する映像を見たあと、講堂前に出店している鶴屋吉信の「光悦満雲寿」と「京観世」で休憩。平成館を出たあと、資料館へ入り、少しだけ調べもの。資料館を出たとき既に三時半にも達していたので、大急ぎ本館へ入り、障壁画と近世絵画の展示だけ観照。毎年恒例の「博物館で花見」企画で、春の花を描いた作品が多く出ていて、実に華やかだった。慌ただしく東京国立博物館を出て、大急ぎ上野駅へ。
上野駅から浜松町駅へ行き、東京モノレールに乗り換えて羽田空港へ。搭乗待合室で花見弁当みたいなのを買って遅めの昼食を兼ねた早めの夕食。松山空港からはリムジンバスに乗車して道後温泉駅で降車。夜八時頃に帰宅。洗濯をして明日の朝食のための米を研いだあと、流石に少し空腹だったので大根を煮た。