テレヴィ雑誌記事-特筆すべき点

昨日発売の雑誌「TVガイド」二〇一四年五月十六日号。
福士蒼汰の連載「福士蒼汰のフクシゴト」。「弱くても勝てます」編の第六回(通算四十九回)。今回は編集者による文章ではなく彼自身の文章。主な話題は二つ。
現在放送中のテレヴィドラマ「弱くても勝てます」と姉と一緒に見たところ、意外な発見があったという話。制作者でもなければ出演者でもない視聴者が見たときに一体どこが笑える箇所であるのかを知ることができるのは大事であると感じたらしい。
もう一つの話。この作品において彼が演じている赤岩公康という高等学校野球部投手は、真直ぐ球を投げることができず、投げれば「山なりのボール」になってしまうという設定。演じている福士蒼汰自身がもともと野球に慣れていなかったので「山なりのボール」を投げることができていたが、最近、熱心な練習の甲斐あってか野球に慣れてきた結果、「山なりのボール」を投げられなくなってきたらしい(93頁)。
別の箇所に、「弱くても勝てます」における小田原城徳高等学校野球部の弱さについて解説している記事がある。江波戸光輝(山崎賢人)については「特筆すべき能力はないが、守備でのカギを握る」と書いてあって、凄い解説の仕方ではあるが、確かに、彼の特筆すべき点は岡留圭(間宮祥太朗)との奇妙な関係にあるとしか云いようがない(20頁)。