雑誌記事-福士蒼汰ドラマ/三人組連載の限界

本日発売の雑誌「ザテレビジョン」二〇一五年第二十六号。
今夏七月から始まる福士蒼汰主演のテレヴィドラマ「恋仲」に関する記事二件(13頁、22頁)。福士蒼汰と共演の野村周平の上半身裸写真を載せている。このように若い男子の裸を出しておけば多くの人々が食らいついてくるだろうという安直な発想がテレヴィをどんどん面白くなくしてきたのではないかと思わせてしまう記事でもある。
佐藤勝利中島健人菊池風磨の三名による連載(82-83頁)は百四十二回目を迎え、今後も続いてゆくには相違ないが、もともとは彼等が出演していたテレヴィ番組に連動した連載だったので、番組の撮影のために出張したときの様子を報告することもあって内容もあったのに対し、今や番組もなくなってしまい、五人組が何時の間にか三人組に減少し、報告できるような仕事も大してないからか、三名が互いをどう思っているのかをあの手この手で語らせるだけの連載になっている。月刊誌であれば問題ないのかもしれないが、週刊誌では流石に苦しい。二十歳前後で限界を迎えさせて良いのだろうか。