仮面ライダーゴースト第七話

平成仮面ライダー第十七作「仮面ライダーゴースト」。
第七話「早撃!伝説のガンマン!」。
第二の仮面ライダー、スペクター=深海マコト(山本涼介)の正体は、天空寺タケル(西銘駿)の幼時の友だった「マコト兄ちゃん」。深海マコトが月村アカリ(大沢ひかる)を攻撃できなかったのも、天空寺タケルに対して本気では敵対していないらしいのも当然。むしろ天空寺タケルに対する彼の厳しい態度は、幼時の二人の関係の延長上にあるとさえ云える。
彼と妹は十年前、大天空寺における不可解な「事故」に巻き込まれた結果、天空寺タケルの前から急に姿を消した挙句、今のような境遇に至っていた。しかるに、「謎の男」=西園寺(森下能幸)によれば、それは「実験」の犠牲になったということであるらしい。意外なことに、西園寺は天空寺龍(西村和彦)と一緒にその実験を行っていた。天空寺タケルと深海マコトと西園寺がそれぞれ眼魂を収集しようとしているのは、同一の行為の別々の側面を表しているとも云えなくもないようだが、意味は未だ明かされてはいない。